10月旬の魚柳葉魚(ししゃも)の「栄養価と効能」「料理レシピ」

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10月旬の魚柳葉魚(ししゃも)の「栄養価と効能」「料理レシピ」

日本の四季は世界で一番大きな大陸と海に挟まれていることに影響しています。島国であり四季がはっきりしていておよそ3ヶ月ごとに変わり「春は桜」「夏は海「秋は紅葉」「冬は雪」とそれぞれ四季の特徴を楽しむという気質もあります。日本は四季に恵まれた素晴らしい国です。
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四季の自然の恵みを旬と称して美味しく食べる〜記念日/誕生日プレゼントに
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10月(秋)旬の魚柳葉魚(ししゃも)
〜栄養素と効能・料理レシピのページ
・主な旬魚10種類の栄養成分比較

・旬魚55種類の「栄養価と効能」「料理のレシピ」
  


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10月末から11月初めの冬の訪れの前が旬。子持ちシシャモは軽く焼いて食べるのが美味しい。焼きすぎるとせっかくの腹の卵がはじけてしまうのでオーブンなどで焼かないようにします           
五訂増補日本食品標準成分表(可食部100g当たり)から             
             柳葉魚(ししゃも)類
  栄養成分  単位   ししゃも     からふとししゃも    栄養成分  単位   ししゃも     からふとししゃも 
生干し、
生
生干し
焼き
生干し、
生
生干し
焼き
生干し、
生
生干し
焼き
生干し、
生
生干し
焼き
脂肪酸
飽和 
g 1.62 1.53 1.95  2.01   銅 r  0.10 0.11 0.06 0.07 
脂肪酸
一価不飽和 
g  3.40 3.11 5.52  5.45   マンガン r  0.11 0.18 0.04 0.06 
脂肪酸
多価不飽和 
g  1.73 1.63 2.03  2.06   ビタミンA
 レチノール
μg  100 75 120 90 
 エネルギー  kcal  166  177  177  186    ビタミンD μg   1.0  2.5  1.0  2.5 
三大栄養素
たんぱく質
 
g  21.0  24.3   15.6 18.2   ビタミンE
 トコフェロールα
r  0.8 1.1 1.6 2.1 
 三大栄養素
脂質
g   8.1  7.8  11.6  11.3   ビタミンB1 r  0.02 0.04 tr微妙に含まれている 0.01 
三大栄養素
炭水化物
 g 0.2  0.2  0.5  0.6   ビタミンB2 r  0.25 0.29 0.31 0.37 
ナトリウム r  490 640 590 770   ビタミンB6 r  0.07 0.07 0.08 0.08 
カリウム r  380 400 200 210   ビタミンB12 μg    7.5  8.7  8.7  10.2 
カルシウム r  330 360 350 380   ナイアシン r  1.7 0.9 1.5 0.8 
 マグネシウム r  48 57 55 65   葉酸 μg   37  36  21  20 
 リン r  430 540 360 450   パントテン酸 r  1.95 1.93 1.20 1.19 
 鉄 r  1.6 1.7 1.4 1.6  コレステロール r  230 300 290 370
 亜鉛 r  1.8 2.1 2.0 2.4   食塩相当量   g   1.2  1.6  1.5  2.0
             柳葉魚(ししゃも)類
  栄養成分  単位   ししゃも     からふとししゃも    栄養成分  単位   ししゃも     からふとししゃも 
生干し、
生
生干し
焼き
生干し、
生
生干し
焼き
生干し、
生
生干し
焼き
生干し、
生
生干し
焼き
10月の旬の魚柳葉魚(ししゃも)について
  ・旬の時期・鮮度の見分け方・保存方法
柳葉魚(ししゃも)は、キュウリウオ目キュウリウオ科の魚です。海で生活・成長し、川で産卵・孵化する逆河回遊漁に分類されます。日本固有の魚で、北海道南部の太平洋沿岸にのみ分布しています。
柳葉魚は、北海道で古くから親しまれていた魚です。アイヌ語で柳の葉を意味する「ススハム」がししゃもの語源と言われています。アイヌ」の柳葉魚伝説は複数あり、アイヌの神が人々を飢えながら救うため、柳の葉で柳葉魚をつくったという逸話も。漢字表記が「柳葉魚」なのはそのためです。
柳葉魚(本柳葉魚)は北海道の一部地域にのみ分布している種類です。旬は柳葉魚漁が解禁となる10月・11月。この時期に本柳葉魚が産卵するために川に帰ってきます。近年では漁獲量が減少して市場に出回りにくくなり、単に柳葉魚というときにはからふとししゃもを指すことが多くなっています。
樺太柳葉魚(からふとししゃも)は、本柳葉魚と同じキュウリウオ科の魚で、北太平洋や北大西洋で漁獲されます。英名はカペリン(キャペリン)です。本柳葉魚の代用品として多く出回っている魚です。日本で流通しているほとんどが樺太柳葉魚は輸入品であり、北海道の本柳葉魚より安価な傾向にあります。樺太柳葉魚は一生を海で過ごすという生育環境の違いもあります。本柳葉魚より、ビタミンAやB群を多く含んでいます。
キュウリウオは、本柳葉魚・樺太柳葉魚の仲間であるキュウリウオ科の魚です。北海道や日本海北部、オホーツク海などに分布しています。新鮮なキュウリウオには、野菜のきゅうりに似た青臭いにおいがあるため、その名が付きました樺太柳葉魚と共に、北海道の本柳葉魚の代用魚として流通しています。キュウリウオは鱗がやや小さめが特徴です。
保存方法は、生の柳葉魚は、冷蔵保存なら3日ほど日持ちします。なるべく空気に触れないように密閉容器に入れ、冷蔵庫のチルド室で保存してください。
柳葉魚は、丸ごと冷凍保存が1ヶ月程度できます。キッチンペーパーなどで水気を拭き取り、密閉できる冷凍保存や容器に入れて丸ごと冷凍します。フライや煮物など、調理済みのものを冷凍することも可能です。冷凍柳葉魚を使うときは、解凍せずに凍ったまま料理に使用するのがおすすめ。自然解凍すると、生臭みの原因となるドリップが出てしまうためです。
・柳葉魚(ししゃも)に含まれる栄養成分、主な有効成分と効能

柳葉魚には、青魚の脂に含まれるDHA・EPAなどのオメガ3脂肪酸が豊富です。オメガ3脂肪酸には、動脈硬化や脂質異常症といった生活習慣病の予防効果や、悪玉コレステロール値を下げる効果など、健康を維持する効能が多くあることで知られています。
DHA(ドコサヘキサエン酸)には、脳の神経細胞の働きと関わっており、記憶力や認知機能に良い影響を与える栄養素です。子どもの脳の発育や、アルツハイマー型認知症の予防にも効果が期待できます。
EPA(エイコサペンタエン酸)には、血液をサラサラにして血栓を予防する効果があります。動脈硬化や心臓病、脳梗塞といった心血管系疾患の予防に摂取しておきたい栄養素です。

骨と歯の健康を維持するカルシウムは、人体に最も多く含まれる必須ミネラルで、骨や歯をつくる主要な成分です。カルシウムが不足すると、骨が脆くなる骨粗しょう症やくる病を発症する恐れがあります。
柳葉魚は、魚介類の中でもトップクラスのカルシウム含有量を誇る食材です。骨格が発達する成長期の子どもや、女性ホルモンの関係で骨粗しょう症リスクが高まる更年期の女性にとってうれしい食材と言えます。カルシウムが豊富な骨ごと食べられるのもポイントです。本ししゃもとからふとししゃものカルシウム含有量を比較すると、からふとししゃものほうがやや多いものの、ほとんど差はありません。
柳葉魚は、ビタミンA(レチノール)を多く含んでいます。ビタミンAは、目や皮膚の粘膜を健康に維持するビタミンです。眼の機能をサポートする働きもあり、暗い場所での見えにくさや、眼精疲労の改善効果が期待できます。ビタミンAは、樺太柳葉魚に特に多く含まれています。樺太柳葉魚は、全国のスーパーで多く出回っている種類なので、眼の疲れが気になるときは食事に取り入れてみましょう。
ビタミンB群の栄養素が豊富なことも、柳葉魚の栄養価の特徴です。特に、糖・たんぱく質・脂質の代謝を助けるビタミンB2や、巨赤芽球性貧血を予防するビタミンB12・葉酸などが多く含まれています。ビタミンB群は代謝を促進する働きがあり、ダイエット中にもうれしい栄養素です。また、ビタミンB12や葉酸は、貧血予防効果があり、妊娠中・授乳中には通常時より多くの摂取が推奨される栄養素です。葉酸には胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを下げる機能があることもわかっています。ビタミンB群の栄養素は、樺太柳葉魚に多く含まれる。葉酸は北海道で獲れる本柳葉魚に豊富です。本州ではなかなか出回らない魚ですが、葉酸を効率よく摂りたいときは本ししゃもを選んでみてください。
柳葉魚には、貧血気味の人にうれしい亜鉛や」鉄などのミネラル類が多く含まれています。鉄欠乏性貧血・亜鉛欠乏性貧血の予防に役立つ食材を言えるでしょう。
特に、鉄欠乏性貧血になりやすい妊婦や授乳婦は、より多くの鉄・亜鉛を摂取することが推奨されています。また、亜鉛は、DNAの合成に必要な成分でもあり、胎児や乳児の健康な発育にも大切な役割を果たしています。

  ・調理のポイント

動物性食品である柳葉魚には、アンチエイジングや免疫力維持に効果的なビタミンCがほとんど含まれていません。ビタミンCは、人間の体内では合成できない栄養素です。柳葉魚を食べるときは、ビタミンCが豊富な食材と食べ合わせて栄養価を高めましょう。
柳葉魚の付け合わせや味付けには、ビタミンCが豊富なレモン汁や大根おろしがおすすめ。柳葉魚に豊富な亜鉛や鉄などのミネラルは、ビタミンCと合わせると吸収率が高まるもうれしいポイントです。
また、大根には消化を助ける酵素が含まれているため、脂乗りの良い柳葉魚との相性も抜群です。柳葉魚からは摂取できない食物繊維も補えます。
フライパンで柳葉魚を焼くときにアルミホイルを敷くと、身がホイルにくっついてバラバラになってしまいます。柳葉魚は、丸ごと食べられるからこそ栄養を多く摂れる魚であり、身が崩れるとせっかくの栄養を損なうことになります。
そのため、柳葉魚をフライパンで焼くなら、食材がこびりつきにくいクッキングシートか、魚焼き用のフライパンシートを使ってください。食材がくっつかないようにシリコーン加工が施されたアルミホイルでも大丈夫です。

柳葉魚は、コレステロールを多く含む魚です。特に、卵を持つ子持柳葉魚にコレステロールが多いため、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)や中性脂肪値が高いと指摘された人は気をつけたほうが良いでしょう。
なお、本柳葉魚より、代用魚の樺太柳葉魚に多くのコレステロールが含まれています。

      
10月の旬の魚〜柳葉魚(ししゃも)の料理レシピ
ししゃもの焼き方    
子持ちししゃもは歯触りも良く、淡白な味で人気があります。 
♪下拵えほか♪作り方と食べ方
@フライパン又はホットプレートを使う場合は
・クッキングシートを敷き弱火から中火程度で焼きます。
・焼き目がほどよくついているかどうか、確認しながら返します。
注→焼ける前に何度も返すと、身が崩れてしまいます。
・焦げ過ぎを注意しながら、お好みの焼き加減まで焼きます。
・ししゃもは、メスの美味しい卵の食感を是非ご堪能してください。

♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
  ししゃもと野菜のマリネ
♪材料(4人前)
@ししゃも・20尾
(大きさ1尾20g)
A玉ネギ・1/2個(80g)
B人参・1/2本(80g)
Cさやいんげん・8本
♪調味料ほか
@塩・少々 Aこしょう・少々
B小麦粉・大さじ2 C揚げ油・適量
DA(ドレッシング)
・酢・1/2カップ ・薄口しょうゆ・大さじ1と1/2
・サラダ油・大さじ1と1/2 ・塩・少々 ・こしょう・少々
カルシュウムたっぷりの、ししゃもと野菜 
♪下拵えほか
@玉ネギは、薄切りにします。
A人参は千切りにします。
Bいんげんは千切りにします。
CAのドレッシングを混ぜ合わせ、野菜を漬けこみます。
Dししゃもは塩、こしょうをし、小麦粉をしっかり塗します。

♪作り方と食べ方

@フライパンに1p多めの油を入れて熱します。
Aししゃも入れてまわりがカリッとなるまで4〜5分程度揚げ焼きにします。
B熱いうちにししゃもをAのドレッシングに加えて、
上下を返しながら味をなじませます。

♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
  子持ちシシャモの天ぷら
♪材料(2人前)
@子持ちシシャモ・10匹
♪調味料ほか
@天ぷら粉・大さじ3
A水・大さじ4
Bサラダ油・適量
C塩・お好みで
カリッと揚げてお好みで軽く塩を振って 
♪下拵えほか
@シシャモの水気を拭き取ります。
A天ぷら粉に水を加えて混ぜ合わせ衣を作ります。

♪作り方と食べ方

@フライパンにサラダ油を1cm位入れて熱します。
A衣をちょっと落としてみて、ふわっと浮いて来たら、
ししゃもに衣を付けて油に入れて揚げます。
B中火で2〜3分揚げ。下がきつね色になったら裏返して同様に揚げます。
両面カリッと揚がったら取り出し油を切ります。
Cお皿に盛り付けて、お好みで塩を軽く振ったら出来上がりです。

♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
             
  シシャモの青紫蘇巻きフライ
♪材料(2人前)
@子持ちシシャモ・6匹
A青紫蘇・6枚
Bウズラの卵・2個
♪調味料ほか
@小麦粉・大さじ4
A水・50t
Bパン粉・適量
C揚げ油・適量
 
♪下拵えほか♪作り方と食べ方
@シシャモの水気を拭き取ります。
A
シシャモに軽く小麦粉をつけはたいて、青紫蘇を巻きます。
Bウズラの卵、小麦粉、水、6匹分の量を合わせます。
Aのシシャモにまんべんなくつけます。
C高温だと焦げるので、低温170℃位で中まで火を通して出来上がりです。
D揚ったら取り出し油を切ります。

♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
・主な旬魚10種類の栄養成分比較

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