2ページ目春彼岸(はるひがん)〜日本の行事の食文化 |
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2ページ目春彼岸(はるひがん)〜日本の行事の食文化 |
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日本の四季は世界で一番大きな大陸と海に挟まれていることに影響しています。島国であり四季がはっきりしていておよそ3ヶ月ごとに変わり「春は桜」「夏は海「秋は紅葉」「冬は雪」とそれぞれ四季の特徴を楽しむという気質もあります。日本は四季に恵まれた素晴らしい国です。 | |||||||||||||
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四季の自然の恵みを旬と称して美味しく食べる〜記念日/誕生日プレゼントに | |||||||||||||
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≪日本の文化いろいろ≫ |
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2ページ目春彼岸(はるひがん)〜日本の行事・食文化のページ | |||||||||||||
彼岸は、「川の向こう岸」という意味です。 仏教では、悩み、苦しみの多い現世の人間界(此岸しがん」に対し、解脱して悟り開いた「涅槃ねはん」の境地=来世のことを言います。太陽が真西に沈むこの時期。亡くなった人がいると言われている西方の極楽浄土とつながりやすいと考えられています。そして先祖を尊ぶ行事が行われるようになりました。この行事は日本だけの習慣です。 毎年3月の春分の日とその前後三日間を合わせた七日間を「春の彼岸」と言います。春分の日は、「彼岸の中日」初日は「彼岸の入り」 最後の日は「彼岸の明け」となります。 (毎年9月の秋分の日とその前後三日間を合わせた七日間を「秋の彼岸」と言います)この期間は、ご先祖様の供養のために、お墓参りをします。また、仏壇にはぼた餅や春らしく旬菜の精進料理をお供えします。 ▽お彼岸をむかえる準備をします。 @お仏壇、仏具の掃除をします。 Aお墓の掃除をします。 B供花やお供えをします。 C果物・菓子などの他、精進料理をお供えをします。 ・春は牡丹の花にちなんで牡丹餅と言います。 ・秋は萩の花にちなんでおはぎと言います。 D「お香典」ですが現代では現金を包むことを指しますが、本来はお香(お線香)を届けたことに由来します。 お仏壇やお墓にお参り出来ない時や、他家に伺う時はお供えの他にお線香を届けましょう。 Eお墓参りするときは事前にお寺様または、霊園の管理事務所等に卒塔婆をお願いしておきます。 (宗派によっては不用のところもあります) |
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Aページ目「春彼岸」の料理レシピ @ページ目のレシピへ ・ぼた餅の作り方 ・草だんご ・かぼちゃとさやいんげんの精進揚げ ・簡単稲荷ずしの作り方 ・菜の花の辛子和えの作り方 Aページ目のレシピへ ・菜の花のちらし ・野菜の白和え ・ふきの煮ものの作り方 ・グリーンピースのがんもどきの作り方 ・湯豆腐香味だれの作り方 ・精進おこわ ・そうめんと油揚げのすまし汁の作り方 ・にんじんとこんにゃくの白和えの作り方 ・山菜天ぷら |
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2ページ目春彼岸(はるひがん)の料理レシピ | |||||||||||||
菜の花のちらし | |||||||||||||
♪材料(4人前)♪調味料ほか @菜の花・1束 A米・3合(450g) B精進だし・昆分/椎茸(450g) C日本酒・大さじ2 D白ごま・少々 E乾燥大葉・少々 F寿司酢 ・赤酢・60g ・きび砂糖・40g ・天然塩・10g G具 ・干し椎茸ダシを取り終えたもの・3個 ・金時人参・100g ・薄揚げ・1枚 Hごま油・小さじ1 I薄口醤油・小さじ1 J天然塩・少々 |
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♪そのほか(下拵えなど) @乾燥昆布と干し椎茸からダシを取っておきます。 ・一つは乾燥昆布は水1リットル に対して15cm程度1枚。 これを、冷蔵庫の中で2日間置いて作るやり方。 ・一つは湯温60度をキープしたまま30分かけて煮出し、昆布を取り出してすぐに強火にし、 沸騰直前に出てきた灰汁をとります。 A干し椎茸は1リットル に対して3個程度。 (だしを取る前に20分ぐらい光りにさらすとビタミンDが激増) ・汚れや独特の臭さをとるために水に10から20分浸します。 その水を捨てた後、綺麗な水に入れ替え。 冷蔵庫に入れてで24時間かけてじっくりだしを取ります。 時間が来たらひと煮立ちさせ、アクを取ります。 B米は研ぎ、5分から10分ほどザルにあげた後、 炊飯器で<精進だし+日本酒>に50分ほど浸してから炊飯します C寿司酢は材料を容器に分量入れ、良くかき混ぜます。塩・砂糖を酢に溶かします D 菜の花は、1分ほど塩ゆでしたらザルにとり、団扇で冷まします。 穂先と茎部分に丁度半分で分け、茎部分は細かく切っておきます。 E具となるダシを取り終えた椎茸と薄揚げは、薄くスライスします。 これらを、ごま油を引いたフライパンで炒めます、薄口醤油と自然塩で味付けしておきます。 F具となる 金時人参は、4cmの長さの短冊切りにします。 |
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♪作り方と食べ方 @米が炊きあがったら、大きめの飯台に移します、すぐさま寿司酢を振りかけます。 しゃもじで切るように広げ、ひっくり返しながら手早く混ぜ合わせます。 混ぜ合わさったら、団扇で30秒ほどあおいで冷まします。 綺麗な濡れ布巾で表面を30分ほど覆って味を馴染ませます。 A時間が来たら、 @に味付けをした具と細かく切った菜の花の茎部分を入れて軽く混ぜ合わせます。 B器にAを盛り、乾燥大葉を振りかけ、その上に菜の花の穂先をのせ、 最後に煎った白ごまを振りかけて出来上がりです。 |
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野菜の白和え | |||||||||||||
♪材料(人前)♪調味料ほか @干し椎茸(しいたけ)・3枚 Aニンジン・30g Bコンニャク・1/3丁 CA ・だし汁・大さじ3 ・しょうゆ・小さじ1 ・酒・小さじ1 ・三つ葉・少々 D和え衣 ・しろごま・大さじ2 ・豆腐・1丁(400g) ・砂糖・大さじ2 ・塩・小さじ2/3 ・みりん・大さじ1 ・しょうゆ・小さじ2 ・うまみ調味料・少々 |
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♪そのほか(下拵えなど) @干し椎茸は充分水でもどして、3cmのせん切りにします。 Aニンジンは3cmのせん切りにします。 Bコンニャクは茹でて、5mm角くらいに細く切ります。 C椎茸、にんじん、こんにゃくを、薄味Aで下煮にします。 *仕上げの調理をする前に、材料に味をつけ、火を通しておく目的で煮ることを下煮といいます D豆腐は手で軽くつぶして、熱湯に入れます。 一煮立ちさせ、湯を切り、ふきんで包んで水気をしぼります。 E和え衣を作ります。 香ばしく炒った胡麻を、すり鉢に入れてよくすり、豆腐を加えてすり合わせ、 調味料を加えてさらにすります。 |
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♪作り方と食べ方 @下煮した材料をEで和えて、 小鉢に盛り、青味に茹でて刻んだ三つ葉を添えて出来上がりです。 |
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ふきの煮もの | |||||||||||||
♪材料(人前)♪調味料ほか @ふき・400g A油揚げ・1枚(20g) B赤唐辛子・1/2本 CA ・しょうゆ(薄口)・大さじ3 ・みりん・大さじ2 ・酒・大さじ2 ・だし汁(又は昆布だし)・2と1/2カップ |
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♪そのほか(下拵えなど) @ふきは葉を除き、水でよく洗い、鍋に入る大きさに切り、塩をふって板ずりをします。 たっぷりの熱湯にふきを入れ、2-3分ゆでて冷水にとり、冷まします。 筋をとり、3-4cm長さに切ります。 A油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、ひと口大の三角に切ります。 B赤唐辛子は種をとります。 |
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♪作り方と食べ方 @鍋にAを煮立て、ふき・油揚げ・赤唐辛子を入れ 、再び煮立ったら弱火をにし水でぬらしたペーパータオルで落としぶたをし、10分煮ます。 A器に盛って出来上がりです。 |
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グリーンピースのがんもどき | |||||||||||||
♪材料(3人前)♪調味料ほか @グリーンピース・1/2カップ(60g) Aにんじん・20g B生しいたけ・4枚(40g) C木綿豆腐・1丁(300g) D塩・小さじ1/3 E小麦粉・1/4カップ F揚げ油・適量 |
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♪そのほか(下拵えなど) @木綿豆腐は1丁を6つぐらいに割って1かけずつペーパーに包んで軽く水気を絞ります。 Aにんじんは皮をむき、しいたけは石づきを取ってそれぞれみじん切りにします Bグリーンピースは分量外の塩を加えた熱湯で2分ゆでて冷ましておきます。 Cボウルに木綿豆腐と塩を入れてよく混ぜ、にんじん、しいたけ・グリーンピース、小麦粉を加えて さっくりと混ぜます。1人あたり2個として等分し、手に油(分量外)をつけながら丸めます。 |
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♪作り方と食べ方 @揚げ油を160度に熱し、丸めた種を数回に分けて入れ、5〜6分かけてゆっくりと火を通します。お好みでからしとしょうゆをつけていただきます。 |
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湯豆腐香味だれ | |||||||||||||
♪材料(4人前)♪調味料ほか @絹ごし豆腐・2丁(600g) A昆布・15cm Bねぎ・10cm(25g) Cねぎ・10cm Dしょうが・1/2かけ E青しそ・4枚 FA・しょうゆ・大さじ3 ・酢・大さじ2 ・柚子・大さじ3(果汁) ・一味唐辛子・少々 |
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♪そのほか(下拵えなど) @土鍋(普通の鍋でもよい)に水を8分目まで注ぎ、昆布を入れてばらくおきます Aねぎ・しょうがはみじん切りにして、Aのタレと混ぜ合わせます。 B青しそはせん切りにします。 C豆腐は1丁を4等分に切ります。 |
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♪作り方と食べ方 @の土鍋にに豆腐を入れ火にかけて、豆腐があたたまったら器に盛ります。 Aねぎ、しょうがとAを混ぜ合わせたのタレをかけ、青しそをのせていただきます。 |
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精進おこわ | |||||||||||||
♪材料(4人前)♪調味料ほか @もち米・3合 Aたけのこ(水煮)・1/3個 B茶花豆(煮豆)・50g Cそら豆・30g Dにんじん・3cm E白ごま・小さじ1 Fゆかりのうめ入り・大さじ2と2/3 GA・水・大さじ2 ・酢・大さじ2 ・塩・少々 ・サラダ油・少々 |
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♪そのほか(下拵えなど) @もち米は洗い、30分〜60分水に漬け、ザルに打ち上げます。 Aたけのこは半分に切り、4mmの厚さに切ります。 Bフライパンにサラダ油を熱し、たけのこに軽く塩を振り、焼き目がつくまで焼きます C茶花豆はザルに入れ、水で周りの甘いたれを軽く洗い流します。 Dそら豆は下ゆでし、皮をむきます。 E人参は3mm幅の輪切りにし、花型に抜き、下ゆでします。 FAの調味料とゆかり梅入りを混ぜ合わせます。 |
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♪作り方と食べ方 @蒸気の上がった蒸し器に布巾を敷いて、もち米を全体に広げ、蒸します。 A10分おきにふり水をし、その度に全体を混ぜ合わせながら、約30分蒸します B蒸しあがったらボウルに入れ、Aとゆかりを混ぜ合わせた調味料を加えまんべんなく混ぜる。 Cたけのこ、茶花豆、そら豆を加え混ぜます。 D器に盛り付け、人参を飾り、白ごまをふッて出来上がりです。 |
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そうめんと油揚げのすまし汁 | |||||||||||||
♪材料(4人前)♪調味料ほか @素麺(乾燥)・50g A油揚げ・1枚(20g) Bあさつき・8本 CA・だし汁(又は昆布だし)・4カップ ・しょうゆ(薄口)・大さじ1と1/2 ・みりん・大さじ1 ・塩・少々 |
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♪そのほか(下拵えなど) @そうめんはたっぷりの熱湯でゆで、冷水にとってザルにあげ、水気を切ります A油揚げは熱湯をかけて油抜きし、1cm角に切ります。 B鍋にAを入れて煮立て、油揚げを入れて再び煮立ったら火を止めます。 |
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♪作り方と食べ方 @器にそうめんを入れてAをそっと注ぎ入れ、 小口切りしたあさつきを散らして出来上がりです。 |
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にんじんとこんにゃくの白和え | |||||||||||||
♪材料(人前)♪調味料ほか @にんじん・1/2本(75g) A糸こんにゃく・1袋(230g) Bさやいんげん・12本 C木綿豆腐・1丁(300g) DA・だし汁(又は水)・大さじ2 ・しょうゆ・大さじ2 ・みりん・大さじ2 EB・砂糖・大さじ2 ・塩・大さじ1/2 ・すりごま(白)・大さじ1 ・しょうゆ・大さじ1/2 |
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♪そのほか(下拵えなど) @豆腐は大きめのひと口大にちぎります。 1切れずつペーパータオルに包んで水気を絞ります。 Aにんじんは短冊切りにします。 B糸こんにゃくはザク切りにします。 Cさやいんげんは筋をとります。 D塩(分量外)を加えた熱湯で、にんじん・さやいんげん・糸こんにゃくの順に下茹でします。 さやいんげんは斜め切りにします。全てをAに漬けて20分置きます。 |
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♪作り方と食べ方 @豆腐は粗くほぐしてBで調味します。 A茹でた野菜を加えてさっと和えて出来上がりです。 |
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山菜天ぷら | |||||||||||||
♪材料(4人前)♪調味料ほか @たらの芽・8本 Aこごみ・8本 B姫たけ(ゆでたもの)・8本 C衣・溶き卵・1/2個分 ・酒・大さじ1 ・冷水・2/3カップ ・酢・小さじ2 ・小麦粉・100g DA・みりん・1/4カップ ・しょうゆ・1/4カップ ・だし汁・1と1/5カップ ・大根おろし・適量 ・おろししょうが・適量 ・小麦粉・適量 ・揚げ油・適量 |
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♪そのほか(下拵えなど) @たらの芽は先の部分に少し切れ目を入れます。 A小鍋にAを合わせてひと煮立ちさせ、天つゆを作ります。 B溶き卵、酒、冷水、酢を混ぜ、振るった小麦粉を加えてさっくりと混ぜ合わせ衣を作ります。 *衣の中に少量の酢を加えることで、カラッと揚がります。 |
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♪作り方と食べ方 @材料に小麦粉を薄くまぶし、 (B)の衣をつけて170度に熱した揚げ油でカラッと揚げます A器に盛り、(A)の天つゆ、大根おろし、おろししょうがを添えて出来上がりです |
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Aページ目「春彼岸」の料理レシピ @ページ目のレシピへ ・ぼた餅の作り方 ・草だんご ・かぼちゃとさやいんげんの精進揚げ ・簡単稲荷ずしの作り方 ・菜の花の辛子和えの作り方 Aページ目のレシピへ ・菜の花のちらし ・野菜の白和え ・ふきの煮ものの作り方 ・グリーンピースのがんもどきの作り方 ・湯豆腐香味だれの作り方 ・精進おこわ ・そうめんと油揚げのすまし汁の作り方 ・にんじんとこんにゃくの白和えの作り方 ・山菜天ぷら |
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