日本の四季の区分

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暦こよみ~暦~日本文化いろいろ事典    

日本の四季の区分   

 日本の四季は世界で一番大きな大陸と海に挟まれていることに影響しています。島国であり四季がはっきりしていておよそ3ヶ月ごとに変わり「春は桜」「夏は海「秋は紅葉」「冬は雪」とそれぞれ四季の特徴を楽しむという気質もあります。日本は四季に恵まれた素晴らしい国です。      
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 四季の自然の恵みを
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≪日本の文化いろいろ≫

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区分 古代中国 現在(西欧流) 慣習的 細分した自然季節区分(日本)
立春から立夏の前日まで 春分から夏至の前日まで 3月・4月・5月 ・初春(3月1日~17日)
・春(3月18日~5月4日)
・晩春(5月5日~5月21日)
・立春(りっしゅん)2月5日頃
冬と春の分かれる節分の翌日であり寒さが明けて春に入る日です。又、立春以降初めて吹く南よりの強風を春一番と呼び、立春の早朝禅寺では、厄除けのために門に縦書きをする左右対称になる「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣があるそうです。
・春分(しゅんぶん)3月21日頃
昼と夜の長さが同じになる日です。昔の人は、この日を「自然に感謝し春を祝福する日」だと感じていました。それは冬眠していた生物が動き始め人の生活にも新しい希望と活力がもたらされる時期だからです。この日前後に、家族でご先祖様のお墓参りに行く習慣があります。
区分 古代中国 現在(西欧流) 慣習的 細分した自然季節区分(日本)
立夏から立秋の前日まで 夏至から秋分の前日まで 6月・7月・8月 ・初夏(5月22日~6月10日)
・梅雨(6月11日~7月16日)
・夏(7月17日~8月7日)
・晩夏(8月8日~8月20日)
・立夏(りっか)5月6日頃
立夏は夏が始まる日です。この時期は大地が草で覆われ木々が繁ってきます。暦には「夏が立つ」などと記載されている場合もあります。これは簡単に言うと「夏が来たよ」という意味です。立夏の頃(GWの頃)は気持ちの良い風が吹き晴天が続くので外に出るのが楽しみな時期でもあります。
・夏至(げし)6月21日頃
夏至とは日長きこと至る(きわまる)という意味です。つまり「一年で一番長い日」です。夏至の頃は梅雨の真っ只中なので、冬よりも昼が短く感じてしまうことが多いようです。農家は田植えに忙しくなる頃です。
              
区分 古代中国 現在(西欧流) 慣習的 細分した自然季節区分(日本)
立秋から立冬の前日まで 秋分から当時の前日まで 9月・10月・11月 ・初秋(8月21日~9月11日)
・秋雨(9月12日~10月9日)
・秋(10月10日~11月3日)
・晩秋(11月4日~11月25日)
・立秋(りっしゅう)8月8日頃
立秋とは、秋に入ることを言います。この日から「暑中見舞い」は「残暑見舞い」に変わります。
秋に入ったとはいえまだまだ暑さが続くこの頃は、全国高校野球が始まるころです。
・秋分(しゅうぶん9月23日頃
秋分は春分と同じく、昼の長さと夜の長さが同じになる日です。この日を境に夜の方が長くなっていきます。まだ夏の暑さは残っていますが、少しづつ秋へと移行している事が感じられますまた秋分は「秋分の日」ともいい、国民の祝日の一つにもなっています。「祖先を敬い亡くなった人をしのぶ日」として1948年法律で制定されました。
区分 古代中国 現在(西欧流) 慣習的 細分した自然季節区分(日本)
立冬から立春の前日まで 冬至から春分の前日まで 12月・1月・2月 ・初冬(11月26日~12月25日)
・冬(12月26日~1月31日)
・晩冬(2月1日~2月28日)
・立冬(りっとう)11月7日頃
立冬とは、冬の始まりという意味です。太陽の光が弱まり冬枯れの景色が目立つようになります。
季語は、「冬立つ」「冬入る」などを用います全国の学校では文化祭が行われる時期です。
・冬至(とうじ)12月22日頃
冬至は「日短きこと至(きわまる)」という意味です。日短きこと至るとは一年で一番太陽が出ている時間が短い日ということです別の言い方をすると、この日は一年で最も夜の時間が長いということになります。そのために、昔の人は生命が終わる時間だと考えていたようです。現在でも、その厄を払うためにかぼちゃやお汁粉を食べ体を温めることで、栄養を取り無病息災を願う習慣が続いています。
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