暦~月の朔望と潮回り  

     
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暦~月の朔望と潮回り

日本の四季は世界で一番大きな大陸と海に挟まれていることに影響しています。島国であり四季がはっきりしていておよそ3ヶ月ごとに
変わり「春は桜」「夏は海「秋は紅葉」「冬は雪」とそれぞれ四季の特徴を楽しむという気質もあります。日本は四季に恵まれた素晴らしい国です
        
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≪暦~月の朔望と潮回り≫

▼暦~月の朔望と潮回りについてのページです
         
 ◇この暦に記載されている~用語の解説 
旧暦について  月の朔望と潮回り(潮名・干満時刻)について
  九星について 

六輝・六曜(ろっき・ろくよう)について  干支(えと)・十干(じっかん)・十二支(じゅうにし)について  

日本の年中行事について  七五三について   五節供について  二十四節気について   雑節について

選日について  年末年始について   国民の祝日と休日について  便利な和暦・西暦早見表
         
▼「台風による潮位上昇」「満潮」「大潮」の悪条件のタイミングが揃うことが予想されます
高潮の高さによっては、波が堤防を越えて(越波)、沿岸部が浸水する危険もあります。
厳重に警戒するようにしてください。各自治体配布の
「高潮ハザードマップ(浸水想定区域図)」で確認

特に14日は望(満月)で、この前後数日間は、1日の満潮と干潮の潮位差が大きくなる「大潮」にあたります。このため、満潮時刻前後は、さらに潮位に注意が必要な時期でもあります。
  
   
         
 ▼月の満ち欠け(朔望)について
・月は満ちては欠け、欠けては満ちてと変化して止みません。このため変化するものの象徴、人間界では栄枯盛衰のたとえなどにも用いられてきました。これは月本体が本当に欠けるわけではなく、太陽に照らされて明るい半面とその陰の見えない半面の地球から見える割合が変化する為に起こる見かけ上の現象です。月が太陽と同じ方向にあると地球からは月の陰の半面しか見えませんので月が見えない状態「新月(朔)」となり、太陽と反対方向にあると明るい半面のみが見える「満月(望)」の状態になります。このことからつきが太陽を隠す現象「日食」は新月の時にしか起こらず、地球の影が月を隠す「月食」は満月の時にしか起きません。

・月の満ち欠けは、平均して29.53059日でこれを朔望月(さくぼうげつ)と呼びます。
朔望の朔は新月を望は満月を示す言葉です。今でも月の始めの日のこと「朔日」と書くことがありますが、これは太陰暦を使っていた頃の名残ですね。

・現在は、天体の位置を示す黄道座標で月と太陽の黄経の差が
1、「新月(朔)0度の時
2、「満月」(望)180度の時
3、「半月」90度、270度の時と定義されています。

・月は日毎に満ち欠けして、その姿を変えます。満ち欠けによって変わった姿を現すものには月齢がありますが、味気のない数字の月齢とは別にもう少し風情のある名前も付いています(全部についているわけでもありませんが)。
   
 
         
▼お月様の満ち欠けと呼び名(月の名前)    
呼び名  旧暦日付 名前の由来
・新月
(しんげつ)
 
1日頃 朔のこと。月が見えない時期の為、昔は三日月から逆に遡って、朔の日付けを求めた。新月の呼び名は英語の「New Moon」からだそうなので、そんなに古い呼び名ではないみたい。 
・繊月
(せんげつ)
2日頃 二日月(ふつかづき)とも言う。日没後1時間前後のまだ明るい空に繊維の様に細い月が見えることがある
・三日月
(みかづき)
 
3日頃 通常、新月後最初に出る月であったので、「朏(みかづき・ひ)」という文字で表されることもある。三日月には異称が多く、初月(ういづき)・若月(わかづき)・眉月(まゆづき)など(他多数)とも呼ばれる。異称の多くは最初に見える月だということや、その形だからの連想ですね。最も印象深い月かもしれません。 
・上弦の月
(じょうげんのつき)
 
7日頃 夕方西の空に見え、西側が明るく輝いている。夕方の空にかかる姿を弓の形になぞらえると、弦を張った側(かけぎわの側)が上に見えるからこの名前 
・十日夜の月
(とおかんやのつき)
 
10日頃  上弦の月より幾分ぷっくりとふくらんだ月。旧暦の十月の十日には、「十日夜」と呼ばれる行事があり、観月のお慣習もあった
・十三夜月
(じゅうさんやづき)
 
13日頃 古来、満月に次いで美しい月とされたらしく、月見の宴などが行われていたようです。美しさについては個人の好みになるでしょう。 
・小望月
(こもちづき)
 
14日頃 満月(望月)の前夜。幾望(きぼう)ともいう。幾は「近い」の意味だそうです。 
・満月
(まんげつ)
 
15日頃 異称として、望月(もちづき)・十五夜(じゅうごや)などがある。満月も英語の「Full Moon」から。市民天文台などでは、満月に「観望会」など開いて望遠鏡で月を覗くが、望遠鏡で見るには「最低の月」。お月見は肉眼で見るのが良いでしょう 
・十六夜
(いざよい)
 
16日頃 他に、既望(きぼう)・不知夜月(いざよいづき)などともいう。既望は望月を過ぎた月、不知夜月は一晩中月が出ているので「夜を知らない」の意か。「いざよいは」ためらうと意味のある「いさよう」から出たとか。望月より月の出が遅れるのでそれを「月の出をためらう月」と考えたのか。 
・立待月
(たちまちづき
) 
17日頃  夕方、月の出を「いまかいまかと立って待つうちに月が出る」くらいの月。月の出は日没からだいたい1時間40分後なので、あんまり早くから待つと疲れる。
・居待月
(いまちづき)
 
18日頃 居は「座る」の意味せ、立って待つんは長すぎるので「座って月の出を待つ月」。座っていても疲れるかも 
・寝待月
(ねまちづき)
 
19日頃  別名、臥待月(ふしまちづき)。いずれにしても横になって待たないとならないくらい月の出は遅い。横になっているうちに熟睡してしまうと夢の中の月見となるのでご注意
・更待月
(ふけまちづき)
 
20日頃 夜更けに昇るのでこの名前。だいたい午後10時頃に月の出となる 
・下弦の月
(かげんのつき)
 
23日頃 月を弓に見立てての名前。だが暗いうち(東の空から昇るとき)に見える月の弦は下にならないので誤解の無いように。古くは二十三夜講などの風習があった 
・有明月
(ありあけづき)
 
26日頃 夜明けの空(有明の空)に昇る月。本来は十六夜以降の月の総称。この時期に限定すれば「暁月」の方が正確か。古くは二十六夜講などの風習があった 
・三十日月(晦日月)
(みそかづき)
 
30日頃 新月頃。30日なので「みそか」。月末を「晦日(みそか)」というのはこのため。また「晦日(つごもり)ともいう(大晦日を「おおつごもり」なんていいますね)。ちなみに「つごもり」は「つきこもり」が転じたもので、月が姿を見せないのでこう呼ばれた
         
 ▼潮汐(ちょうせき)の仕組み
地球は1日に1回自転するのでm多くの場所では1日に2回の満潮と干潮を迎えることになります。
月が地球の周りを1ヶ月の周期で公転しているために、満潮と干潮の時刻は毎日約50分ずつ遅れます。更に満潮時と干潮時の潮位やそれらの差も、毎日変化しています。

〇満潮と干潮
・潮汐とは、海面の水位(潮位)は約半日の周期でゆっくりと上下に変化しています。
・潮汐が起こる主な原は、月が地球に及ぼす引力と、地球が月と地球の共通の重心の周りを回転することで生じる遠心力を合わせた「起潮力」です。
・潮位が上がりきった状態が満潮、下がり切った状態が干潮です。

〇大潮・小潮
「大潮」は、地球に対して月と太陽が直線上に重なる時、月と太陽による起潮力の方向が重なるため、1日の満潮と干潮の潮位差が大きくなります。
「小潮」は、月と太陽が互いに直角方向にずれているときは、起潮力の方向も直角にずれて、互いに力を打ち消す形となるために、満干潮の潮位差は最も小さくなります。

・大潮と小潮は、新月から次の新月までの間にほぼ2回ずつ現れます。新月と満月の頃には大潮、上弦の月と下弦の月の頃には小潮になります。

〇潮位の季節変化
・気温に季節の変化があるのと同様に、潮位にも季節変化があります。
日本の多くの沿岸では夏から秋にかけて潮位が高くなりますが、地域によって傾向に差があります。

〇天文潮位について
・満潮・干潮や大潮・小潮のように、月や太陽の起潮力によって起こる潮位の変化を「天文潮」といいその潮位を「天文潮位」といいます。ある地点について、長期にわたる精度の良い観測データーがあれば、その地点の天文潮位は高い精度で予測することが出来ます。
     
         
▼潮名と月齢の対応   
潮名 月齢暦のページ 黄経差(MIRC方式) 黄経差(気象庁) 潮の状況
大潮 29~2、
14~17
343°~31°
163°~211°
348°~36°
168°~216°
干満の差が大きな時期
中潮 3~6、
12~13
18~21
31°~67°
127°~163°
211°~247°
307°~343°
36°~72°
132°~168°
216°~252°
312°~348°
干満の差が中程度の時
小潮 7~9,
22~24 
67°~103°
247°~283°
72°~108°
252°~288°
干満の差が小さな時期
長潮 10,
25
103°~115°
283°~295°
108°~120°
288°~300°
干満の間隔が長く、変化が緩やかな時期
若潮 11,
26
115°~127°
295°~307°
120°~132°
300°~312°
 干満の差が大きくなり始める時期
         
▼要注意:「台風による潮位上昇」「満潮」「大潮」の悪条件が重なるおそれ
〇月の満ち欠けは太陽と月の黄経(黄道座標の経度)の変化で起こります。
*黄経差とは、黄経差=月黄差-太陽黄経という順で、単位は角度の「°(度)」です。
黄経とは、太陽が一年かけて星々の間を動いて行く「黄道(こうどう)」を基準にして作られた天救の座標系、「黄道座標」の経度という意味です。
黄道は、太陽の通り道ですが月もこの黄道に近い「白道(はくどう)を巡っています。黄道と白道は一致しませんが、大きくずれることも無いので、大体一致していると考えても、差支えありません。

〇高潮は、台風や発達した低気圧などに伴い、気圧が下がり海面が吸い上げられる効果と強風により海水が海岸に吹き寄せられる効果のために、海面が異常に上昇する現象です。
・台風や発達した低気圧の接近、上陸に伴って短時間のうちに急激に潮位が上昇し、海水が海岸堤防等を超えると一気に浸水します。
・高波が加わるとさらに浸水の危険が増します。
・台風が接近すると、暴風、激しい雨、波しぶきで避難所へ移動することが困難になりますので、台風情報や高潮警報を確認し、安全に行動できるうちに避難することが大切です。

〇台風の接近と満潮などの悪条件重なるおそれ
高潮が発生する仕組みは
1、台風の吸い上げ効果
2、台風の吹き寄せ効果 
3、台風接近時刻に満潮時刻重なるおそれ
4、大潮の時期も重なる
2019年の台風19号は、12日から13日にかけて、非常に強い勢力を保ったまま、近畿~関東甲信地方付近に接近・上陸する可能性が高くなっています。今回の台風では、暴風や大雨はもちろんですが、沿岸では高潮に十分な警戒が必要です。

その理由は
①台風の吸い上げ効果
・台風の中心は気圧が低くなっているため、気圧の高い周辺の空気は海水を押し下げ、中心付近の空気が海水を吸い上げる「吸い上げ効果」が起こり、その結果、海面が上昇します。
・気圧が1ヘクトパスカル下がると、潮位は約1センチ上昇すると言われています。 9日正午現在、12日午前9時の台風の中心付近の気圧は950ヘクトパスカルと予想されており、この効果によって、60センチ近く潮位が上昇するおそれもあると考えられます。

②台風の吹き寄せ効果
・この「吸い上げ効果」に加えて、台風の強い風が沖から海岸に向かって吹く際に、海水が海岸に吹き寄せられることによって海岸付近の海面が上昇する「吹き寄せ効果」も加わり、台風接近時は、特に東側の沿岸部を中心にさらに潮位が上昇する危険性があります

③台風接近時刻に満潮時刻重なるおそれ
・台風の接近する時間帯に、ちょうど満潮時刻が重なる可能性があります。満潮と高潮が重なると、潮位が一層上昇して大きな災害が発生しやすくなります。

④大潮の時期も重なる
さらに、14日は望(満月)で、この前後数日間は、1日の満潮と干潮の潮位差が大きくなる「大潮」にあたります。このため、満潮時刻前後は、さらに潮位に注意が必要な時期でもあります。

このように、「台風による潮位上昇」と「満潮」、「大潮」の悪条件のタイミングが揃うことが予想されます。高潮の高さによっては、波が堤防を越えて(=越波)、沿岸部が浸水する危険もあります。厳重に警戒するようにしてください

台風による高潮被害で思い出されるのが、昨年2018年9月に日本列島に上陸した台風21号です。9月4日に非常に強い勢力で徳島県南部に上陸後、勢力を保ったまま兵庫県神戸市付近に再上陸し、近畿地方を縦断した台風21号の影響で、大阪湾では、第2室戸台風のときに観測した過去の最高潮位を超える329センチを観測し、関西空港の滑走路やターミナルビルなどが浸水するなど、近畿地方を中心に、高潮による被害が相次ぎました。
あの時、多くの方が、「高潮」の恐ろしさに驚愕したのではないでしょうか。
今回の台風19号でも、同じような高潮被害が発生する可能性もありますので、厳重に警戒してくださ
    
 
 ▼高潮により、浸水被害が発生するおそれがあります。
そうした「万が一」に備えて、今からできることの準備をしておきましょう。
 〇周囲の高潮危険度を把握しておく
・各自治体では
「高潮ハザードマップ(浸水想定区域図)」などを配布しています。普段あまり見たことがない、という方も、Webサイトなどで公開している自治体も多くあり、お手持ちのスマートフォンなどで手軽に確認することができます。沿岸部にお住まいの方は、ご自身が生活されている地域がどれくらい危険があるのかを、ぜひ一度は見るようにしてください。
また、海岸付近の低地、湾奥部や河口部、遠浅な海底地形、V字谷のような地形は、高潮の危険が特に高い場所です。もしハザードマップに危険と示されていなくても、危険な場所だという意識を持つようにしましょう。
また、地震などと避難場所が異な
る場合もあります。避難場所と避難経路も合わせて確認してください

〇非常持ち出し品の準備を
万が一に備えて、避難時に持ち出せるような荷物の準備をしておきましょう。

<準備品の例>
・水や食料、救急用品、貴重品、懐中電灯、携帯ラジオ、
スマートフォン用の充電器および携帯充電器(充電は満タンに)、
衣類、下着、タオルなど

・高潮から身を守るためには台風接近時は、できるだけこまめに気象情報や自治体からの情報確認するようにし、避難情報などが出たら、すぐに避難をするようにしましょう。また、状況によっては、自ら判断して早めの避難をしておくことで、「万が一」のリスクを減らすことができます。雨風が強まる前に、対応をしておくと安心です。

もし高潮が迫っていたら・・・落ち着いて「高い所」へ

高潮が迫っている状況下では、無理して避難所に行くのではなく、高いところに逃げて待機することも大切です。もし、気付いた時にすでに高潮が迫っていた場合は、あせらず、落ち着いてできるだけ高い所に避難して下さい。
 ◇この暦に記載されている~用語の解説 
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  九星について 

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