≪十干・十二支・干支≫
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▼十干(じっかん)・十二支(じゅうにし)・干支(えと)についてのページです |
◇この暦に記載されている~用語の解説
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・干支は、読み方は「えと」 別表記は「かんし」
・干支とは、古代中国を発祥とする、時間や方角の数え方であり、その単位である。
・十干は陰陽五行思想のエレメントである木・火・土・金・水をそれぞれ陰陽(「え」と「と」)の両性質に分けた10要素からなる。
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十干
(じっかん) |
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甲(きのえ) |
乙(きのと) |
丙(ひのえ) |
丁(ひのと) |
戊(つちのえ) |
己(つちのと) |
庚(かのえ) |
辛(かのと) |
壬(みずのえ) |
癸(みずのと) |
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十二支は12項目からなる。(訓読み) |
現代日本においては「今年は寅年」とか「酉年生まれです」とかいう場合に「干支」(えと)が参照される、その意味で干支に接する機会はまだ残っているが、これは正確にいえば「十二支」であって「干支」ではない。十干十二支のうち、十干をはぶいて、十二支だけで表した年をいう。子年・丑年・寅年などと。
十二支は➡子(ね・ねずみ)令和2年(2020)➡丑(うし)令和3年(2021)
➡寅(とら)令和4年(2022)➡卯(う)令和5年(2023)➡辰(たつ)令和6年(2024)
➡巳(み・へび)令和7年(2025)➡午(うま)令和8年(2026)➡未(ひつじ)令和9年(2027)
➡申(さる)令和10年(2028)➡酉(とり)令和11年(2029)➡戌(いぬ)令和12年(2030)
➡亥(い・いのしし)令和13年(2031)となります。
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十二支
(じゅうにし) |
由来など |
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子(ね・ねずみ)・音読み:し・訓読み:ね
・ねずみの繁殖力はとても強く、子孫繁栄財力の象徴とされていました。 |
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丑(うし) ・音読み:ちゅう・訓読み:うし
・牛は、乳や肉など大事な食料であり、古来より人間と深く馴染のある家畜でした |
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寅(とら)・音読み:いん・訓読み:とら
・寅は、はるか昔から恐れられる動物として神秘的な存在でした。 |
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卯(う)・音読み:ぼう・訓読み:う
・兎は、家族で行動するため家族愛を象徴する動物とされていました。 |
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辰(たつ)・音読み:しん・訓読み:たつ
・伝説の生き物である龍は、古来より高貴の象徴とされていました。 |
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巳(み・へび)・音読み:し・訓読み:み
・蛇は、お金に縁の深い生き物とされ、多産と豊穣をあらわすとされました |
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午(うま)・音読み:ご・訓読み:うま
・馬は、家畜、労働力として役に立ち、牛同様人間とのかかわりが深い動物でした |
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未(ひつじ)
・音読み:び・訓読み:ひつじ
・羊も牛や馬などとならび人間との付き合いが深い動物でした。 |
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申(さる)・音読み:しん・訓読み:さる
・人間の祖先として、古来から大切にされていました。 |
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酉(とり)・音読み:ゆう・訓読み:とり
・鶏は、人間に時を知らせる生き物として大切にされていました。 |
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戌(いぬ)
・犬は、人間に最も忠実とされ人間と深く結びついていました。 |
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亥(い・いのしし)
・音読み:がい・訓読み:い
・猪の肉は、万病に効く食べ物として信じられ無病息災の象徴でした。 |
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干支
(えと) |
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干支は「十干」と「十二支」の組み合わせにより構成されており、全60項からなる。「十干」は甲・乙・丙・丁~と続く項目群であり、「十二支」は子・丑・寅・卯~と続く項目群である。 |
毎年、年が変わるごとに1つずつこの干支が廻り、60年経つと1周します。
60歳を迎える際に「還暦」といいますが、これは60歳になって生まれた年の干支に戻るので、
暦が還ったという意味なのです。 |
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えと[0] [干、支] 「え(兄)おと(弟)の略
・十干と十二支とを組み合わせたもの。木・火・土・金・水の五行を、それぞれの陽の気を表す「え」と陰の気を表す「と」とに分けたものが十干、
甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)。これに十二支、すなわち、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)
を順に割り当て、甲子(きのえね)・乙丑(きのとうし)のように呼ぶ。これで六〇の組み合わせができる。年月・時刻・方位などを表す呼称として用いられる。
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干支(えと)の例:甲子(きのえね)の組み合わせは、甲(きのえ)と子(ね) |
干支番号 |
干支(えと) |
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干支番号1番目 |
・甲子・・・きのえね |
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干支番号2番目 |
・乙丑・・・きのとうし |
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干支番号3番目 |
・丙寅・・・ひのえとら |
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干支番号4番目 |
・丁卯・・・ひのとう |
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干支番号5番目 |
・戊辰・・・つちのえたつ |
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干支番号6番目 |
・己巳・・・つちのとみ |
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干支番号7番目 |
・庚午・・・かのえうま |
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干支番号8番目 |
・辛未・・・かのとひつじ |
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干支番号9番目 |
・壬申・・・みずのえさる |
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干支番号10番目 |
・癸酉・・・みずのととり |
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干支番号11番目 |
・甲戌・・・きのえいぬ |
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干支番号12番目 |
・乙亥・・・きのとい |
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干支番号13番目 |
・丙子・・・ひのえね |
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干支番号14番目 |
・丁丑・・・ひのとうし |
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干支番号15番目 |
・戊寅・・・つちのえとら |
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干支番号16番目 |
・己卯・・・つちのとう |
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干支番号17番目 |
・庚辰・・・かのえたつ |
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干支番号18番目 |
・辛巳・・・かのとみ |
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干支番号19番目 |
・壬午・・・みずのえうま |
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干支番号20番目 |
・癸未・・・みずのとひつじ |
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干支番号21番目 |
・甲申・・・きのえさる |
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干支番号22番目 |
・乙酉・・・きのととり |
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干支番号23番目 |
・丙戌・・・ひのえいぬ |
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干支番号24番目 |
・丁亥・・・ひのとい |
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干支番号25番目 |
・戊子・・・つちのえね |
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干支番号26番目 |
・己丑・・・つちのとうし |
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干支番号27番目 |
・庚寅・・・かのえとら |
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干支番号28番目 |
・辛卯 ・・・かのとう |
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干支番号29番目 |
・壬辰・・・みずのえたつ |
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干支番号30番目 |
・癸巳・・・みずのとみ |
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干支番号31番目 |
・甲午・・・きのえねうま |
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干支番号32番目 |
・乙未・・・きのとひつじ |
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干支番号33番目 |
・丙申・・・ひのえさる |
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干支番号34番目 |
・丁酉 ・・・ひのととり |
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干支番号35番目 |
・戊戌・・・つちのえいぬ |
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干支番号36番目 |
・己亥・・・つちのとい |
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干支番号37番目 |
・庚子・・・かのえね |
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干支番号38番目 |
・辛丑・・・かのとうし |
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干支番号39番目 |
・壬寅・・・みずのえとら |
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干支番号40番目 |
・癸卯・・・みずのとう |
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干支番号41番目 |
・甲辰・・・きのえねたつ |
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干支番号42番目 |
・乙巳・・・きのとみ |
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干支番号43番目 |
・丙午・・・ひのえうま |
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干支番号44番目 |
・丁未・・・ひのとひつじ |
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干支番号45番目 |
・戊申・・・つちのえさる |
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干支番号46番目 |
・己酉・・・つちのととり |
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干支番号47番目 |
・庚戌・・・かのえいぬ |
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干支番号48番目 |
・辛亥・・・かのとい |
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干支番号49番目 |
・壬子・・・みずのえね |
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干支番号50番目 |
・癸丑・・・みずのとうし |
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干支番号51番目 |
・甲寅・・・きのえねとら |
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干支番号52番目 |
・乙卯 ・・・きのとう |
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干支番号53番目 |
・丙辰・・・ひのえたつ |
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干支番号54番目 |
・丁巳・・・ひのとみ |
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干支番号55番目 |
・戊午・・・つちのえうま |
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干支番号56番目 |
・己未・・・つちのとひつじ |
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干支番号57番目 |
・庚申・・・かのえさる |
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干支番号58番目 |
・辛酉・・・かのととり |
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干支番号59番目 |
・壬戌・・・みずのえいぬ |
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干支番号60番目 |
・癸亥・・・みずのとい |
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