1ページ目9月〜11月の旬の野菜さつま芋の「栄養価と効能」「料理レシピ」

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1ページ目9月〜11月の旬の野菜さつま芋の「栄養価と効能」「料理レシピ」

日本の四季は世界で一番大きな大陸と海に挟まれていることに影響しています。島国であり四季がはっきりしていておよそ3ヶ月ごとに変わり「春は桜」「夏は海「秋は紅葉」「冬は雪」とそれぞれ四季の特徴を楽しむという気質もあります。日本は四季に恵まれた素晴らしい国です。
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四季の自然の恵みを旬と称して美味しく食べる〜記念日/誕生日プレゼントに
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 ≪日本の文化いろいろ≫

1ページ目9月〜11月旬の野菜さつま芋
〜栄養素と効能・料理レシピのページ
旬の野菜〜緑黄色野菜のもつビタミンAの効力
・ビタミンB2・C・Eが血管の老化防止・ミネラルが高血圧を予防
@ページ目旬野菜さつま芋の料理レシピいろいろ

@ページ目のレシピへ ・さつま芋とプラムのレモン煮・大学芋・さつま芋の甘煮・さつま汁
・さつま芋と鶏手羽元のピーナツバター煮もの
Aページ目のレシピへ ・さつま芋の味噌トマトシチュー・さつま芋とわかめのしょうゆ煮 
・さつま芋のベーコン焼き・さつま芋と栗のまぜご飯・さつま芋とかぼちゃのグラタン 
・さつま芋のステック焼き・さつま芋と豚肉の炒め煮・さつま芋のマヨネーズサラダ
 
主な旬野菜10種類の栄養成分比較 ・旬野菜56種類の「栄養価と効能」「料理レシピ」 

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  加熱しても残るビタミンCは、風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があるビタミンCを含んでいますが、サツマイモの場合、ジャガイモと同じく、でんぷんに守られて加熱しても壊れにくいそうです。サツマイモに含まれる食物繊維は、100gに対する比率はそれほど多くは無いのですが、他の野菜に比べ食べる重量が多くなる場合が多いので、結果的に効率よく沢山の食物繊維を摂る事が出来ます。 ヤラピンによる便秘改善。生のサツマイモを切ると断面から白いミルク状の液体が滲み出してきます。右の写真は分かりやすいように紫色の断面をご覧頂いています。この白い液体がヤラピンという成分で、古くから緩下剤としての効果があることで知られています。また、サツマイモには上記のように効率よく食物繊維をとることが出来るので、この両方の相乗効果によって便秘の改善効果が期待できます。           
五訂増補日本食品標準成分表(可食部100g当たり)から 
      栄養成分   単位        さつま芋
塊根、生
 塊、蒸し  塊根、焼き  蒸し、切干 
        無機質         ナトリウム     13 18  
カリウム   470 490  540 980  
カルシウム   40 47  34 53  
 マグネシウム   25 19  23 45  
 リン   46 42  55 93  
 鉄   0.7 0.6  0.7 2.1  
 亜鉛   0.2 0.2  0.2 0.5  
 銅   0.18 0.17  0.20 0.30  
 マンガン   0.44 0.50  0.32 0.40  
 ビタミンA   βーカロテン当量   μg  23 27  tr  
 レチノール当量   μg    (0)  
 ビタミンE    トコフェロールα   1.6 1.5  1.3 1.3  
  ビタミンB   B1   0.11 0.10  0.12 0.19  
B2    0.03 0.03  0.06 0.08  
B6    0.28 0.23  0.33 0.41  
   ビタミン   C   29 20  23 9  
 ナイアシン   0.8 0.7  1.0 1.6  
 葉酸   49 46  47 13  
 パントテン酸   0.96 0.97  1.30 1.35  
脂肪酸   飽和     g 0.03  0.03   0.03   
多価不飽和    0.06  0.06   0.06   
 食物繊維   水溶性   0.5 1.0  1.1 2.4  
 不溶性   g 1.8 2.8  2.4 3.5  
      栄養成分   単位        さつま芋
塊根、生
 塊、蒸し  塊根、焼き  蒸し、切干 
                         
 9月〜11月の旬の野菜さつま芋について
  ・旬の時期・鮮度の見分け方・保存方法
@旬の時期 ・9月〜11月
A鮮度の見分け方は、全体的にふっくらして艶のあるもの、全体に傷がなく切り口が黒ずんでいないもの、全体に奇麗な紫色のもの(黒いところがあるとそこは苦味があります)、切り口が白くて密が出て変色がしているものは甘い確率が高い、ひげ根やその痕が多いものは繊維質でぼそぼそいている確率が高いです。
B保存方法は、さつまいもは、寒さに弱く、冷蔵庫の野菜室の温度であっても低温障害を起こす事があります。・もっともよい保存方法は、土付であれば洗わずにそのまま段ボールに入れて、室内で10〜15程度の場所が一番良いでしょう。・ビニール袋や保湿効果のある発泡スチロールの箱に入れると、中でさつまいもから出た二酸化炭素が溜まってしまい、腐ってしまいます。・寒冷地などでは、真冬にかなり室温も下がってしまうので、さつまいもを新聞紙で包んで底冷えしないように気をつけましょう。
  
  さつま芋に含まれる栄養成分、主な有効成分と効能
@加熱しても残るビタミンCは、風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があるビタミンCを含んでいますが、サツマイモの場合、ジャガイモと同じく、でんぷんに守られて加熱しても壊れにくいそうです。
Aサツマイモに含まれる食物繊維は、100gに対する比率はそれほど多くは無いのですが、他の野菜に比べ食べる重量が多くなる場合が多いので、結果的に効率よく沢山の食物繊維を摂る事が出来ます。
 
Bヤラピンによる便秘改善。生のサツマイモを切ると断面から白いミルク状の液体が滲み出してきます。右の写真は分かりやすいように紫色の断面をご覧頂いています。この白い液体がヤラピンという成分で、古くから緩下剤としての効果があることで知られています。また、サツマイモには上記のように効率よく食物繊維をとることが出来るので、この両方の相乗効果によって便秘の改善効果が期待できます。
Cカリウムを豊富に含んでいます。
カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。逆に不足すると、筋肉が弱り、障害を起こすそうです。
D紫品種には
アントシアニンが目の網膜視細胞で光を伝達するロドプシンの再合成を促進する働きがあるそうです。また、ポリフェノールの一種でもあり、ガンや様々な生活習慣病の原因にもなっている活性酸素を抑制する効果があります。 
EビタミンEも含んでいます。
抗酸化作用があり、体内の活性酸素を減らします
F安納芋の果肉はオレンジ色をしていますが、これはカロテンによるものです。
  ・調理上のポイント
@ビタミンCは本来熱に弱いのですが、さつまいもの主な成分であるデンプンに覆われていますので壊れにくいという特徴があります。石焼き芋や、ふかし芋などが甘くて、とてもおいしいのは、60℃ほどで長時間加熱すると甘味が増す(デンプンの糖化)という、さつまいもの特徴を利用したものです。
1ページ目9月〜11月の旬の野菜
〜さつま芋の料理レシピ
  さつま芋とプラムのレモン煮
♪材料(2人前)
@さつま芋・1本
Aドライプルーン
・6〜8個
 
♪調味料ほか
@煮汁・水・1カップ ・白ワイン・大さじ1
・砂糖・大さじ2 ・レモン・薄切り4枚
 
♪下拵えほか
@プルーンは熱い紅茶か、湯に1時間ほど浸し、ふっくらと戻します。
Aさつま芋は1.5センチの厚さの輪切りにし、
面取りをして水から茹で、沸騰したら湯を切ります。

♪作り方と食べ方

@煮汁を煮立てて芋を入れ、弱火で7〜8分煮ます。
Aプルーンを入れ、ひと煮立ちさせて、火を止めてそのまま味を含ませます。
♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
  大学芋
♪材料(2人前)
@さつまいも(中)・2本
♪調味料ほか
@砂糖・大さじ3
Aはちみつ・大さじ3
Bしょうゆ・小さじ1/2
C黒ゴマ・適量
 
♪下拵えほか
@さつまいもを適当な大きさに切ります
♪作り方と食べ方

@さつまいもを油の鍋に入れてから火をかけ、
160〜170度くらいで約8分じっくりと揚げます。
Aフライパンに砂糖・はちみつ・醤油を入れてトロっとするまで熱します。
Bさつまいもをフライパンに入れて手早くからめます。
Cオーブンシートにさつまいも1個づつ距離を離してのせます。
D黒ゴマをかけて大学芋の出来上がりです。
♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
  さつま芋の甘煮
♪材料(4人前)
@さつまいも・240g 
♪調味料ほか
@だし・カップ2
A薄口しょうゆ・小さじ4
B砂糖・大さじ6と1/2
 旬の時期のいもは美味しい
♪下拵えほか
@さつま芋は良く洗い、皮付きのまま約1.5cm厚さに輪切りにします。
♪作り方と食べ方

@鍋にさつまいもを入れ、水をかぶるくらいに注いで火にかけます。
A煮立ったら中火にして、約10分間煮ます。
B鍋の湯を捨て、だし、薄口しょうゆ、砂糖を加えて中火にかけ、
煮汁がほとんどなくなるまで煮ます。
C時々煮汁を回しかけながら、全体に照りが出てくるまで煮ます。
♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
             
  さつま汁
♪材料(4人前)
@さつまいも・120g
Aごぼう・40g
Bにんじん・40g
Cこんにゃく・80g
D豚バラ肉(薄切り)
・100g
 
♪調味料ほか
@だし・カップ4
Aみそ・70〜80g
B一味唐辛子・適宜 
Cあさつき(小口切り)・適宜
D酢・少々
Eサラダ油・大さじ1
 
 珍しいものは何もない、でもみんなが美味しいと思っている
♪下拵えほか
@さつまいもは皮付きのまま5mm厚さのいちょう切りに、
水に放してアクを抜き水気をふき取っておきます
Aごぼうはささがきにして酢少々を加えた水に放し、水気を切ります。
Bこんにゃくは短冊形に切り、下ゆでしてあくを抜いておきます。
Cにんじは皮をむき、同様に大きさをそろえて短冊形に切ります。
D豚肉は約2cm幅に切っておきます。
♪作り方と食べ方

@鍋にサラダ油大さじ1を熱し、
さつまいも、ごぼう、にんじん、こんにゃく、豚バラ肉全てを加えて炒めます。
全体がなじんだらだしを加えます。
A煮立ったらアクをすくいながら10分間ほど煮ます。
B味噌を溶き入れて火からおろします。
器に注ぎ、一味唐辛子とあさつきを散らして出来上がりです。
♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
  さつま芋と鶏手羽元のピーナツバター煮もの
♪材料(2人前)
@さつま芋
・1/2(150g)
A鶏手羽元
・6本(250g)
B玉ねぎ
・1/2個(100g)
♪調味料ほか
@塩・少々 Aこしょう・少々
BA・ワインビネガ−(又は酢)・1/3カップ ・
にんにく・・小さじ1(すりおろし) ・しょうゆ・・大さじ1
Cサラダ油・小さじ1 
DB・みりん・大さじ3 ・水・1/2カップ ・しょうゆ・大さじ1
Eピーナツバター・大さじ2
  
 ワインビネガーをもみ込んで、鶏肉を柔らかくコクを深く
♪下拵えほか
@鶏肉に塩、こしょうをふり、Aをもみ込んで20〜30分おきます。
Aさつま芋はよく洗い、皮付きのまま厚さを1.5cmの半月切りにして水に5分さらします。
B玉ねぎは薄切りにします。

♪作り方と食べ方

@炒めて煮ます。
・フライパンに油を入れて中火で熱します。
・鶏肉の汁気を軽く切って入れ、2〜3分焼いて全体に焼き色をつけます。
・鶏肉を隅に寄せて玉ねぎを加え、しんなりするまで2〜3分炒めます。
・さつま芋を入れAさらにBを加えます。
・煮汁が半量ほどになって、サツマイモが柔らかくなるまで5〜6分煮ます。
A調味します。
・ピーナツバターに煮汁を少々加えて溶きのばします。
・これを炒めて煮たフライパンに加えてひと煮立ちさせ、
全体にからめ出来上がりです。
♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
             
@ページ目旬野菜さつま芋の料理レシピいろいろ

@ページ目のレシピへ ・さつま芋とプラムのレモン煮・大学芋・さつま芋の甘煮・さつま汁
・さつま芋と鶏手羽元のピーナツバター煮もの
Aページ目のレシピへ ・さつま芋の味噌トマトシチュー・さつま芋とわかめのしょうゆ煮 
・さつま芋のベーコン焼き・さつま芋と栗のまぜご飯・さつま芋とかぼちゃのグラタン 
・さつま芋のステック焼き・さつま芋と豚肉の炒め煮・さつま芋のマヨネーズサラダ

 主な旬野菜10種類の栄養成分比較 ・旬野菜56種類の「栄養価と効能」「料理レシピ」 

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