2月旬の魚笠子(かさご)の「栄養価と効能」「料理レシピ」

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2月旬の魚笠子(かさご)の「栄養価と効能」「料理レシピ」

日本の四季は世界で一番大きな大陸と海に挟まれていることに影響しています。島国であり四季がはっきりしていておよそ3ヶ月ごとに変わり「春は桜」「夏は海「秋は紅葉」「冬は雪」とそれぞれ四季の特徴を楽しむという気質もあります。日本は四季に恵まれた素晴らしい国です。
桜と富士山 日本の春 日本の夏 四季の区分 日本の秋 日本の冬 全国のお祭り
四季の自然の恵みを旬と称して美味しく食べる〜記念日/誕生日プレゼントに
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 2月(冬)旬の魚笠子(かさご)
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  冬が食べ頃。白身の魚で大変おいしいが、刺(とげ)が多く、さばき難いのが欠点。
刺し身で食べる時はとれたてか、その日にとったものを使う。歯ごたえがあり、なめらかでプリプリし、甘みもある。吸い物や味噌汁、煮つけでも美味しい
           
五訂増補日本食品標準成分表(可食部100g当たり)から             
    笠子(かさご)
    栄養成分        単位        栄養成分        単位      栄養成分    単位   
  脂肪酸飽和  0.07   マグネシウム   27   ビタミンB2   0.06
 脂肪酸一価不飽和  g  0.06   リン   180 ビタミンB6   0.06
 脂肪酸多価不飽和  g  0.08   鉄   0.3 ビタミンB12 μg  1.2
  エネルギー  kcal  85   亜鉛    0.5 ナイアシン   1.8
 三大栄養素たんぱく質  g  19.3   銅    0.01  葉酸 μg 
  三大栄養素脂質 g   0.3  マンガン    0.01 パントテン酸   0.47
 三大栄養素炭水化物  g 0.1   ビタミンA レチノール μg  コレステロール   45
  ナトリウム 120   ビタミンD μg 2.0  食塩相当量  g   0.3
  カリウム 310   ビタミンE
 トコフェロールα
0.3        
 カルシウム 57   ビタミンB1 0.03
    笠子(かさご)
    栄養成分        単位        栄養成分        単位      栄養成分    単位   
 2月の旬の魚()について
   ・旬の時期・鮮度の見分け方・保存方法
カサゴは、メバル科カサゴ属の魚で、白身のクセもない品の良い味わいです。ビタミンやミネラルなどの栄養をバランスよく含み刺身、煮物、汁物、焼き物、揚げ物など様々な料理に利用されます。初夏から冬が旬ですが年中美味しい
・笠子(かさご)に含まれる栄養成分、主な有効成分と効能
カサゴは、糖質の代謝を助けエネルギーをつくり出し疲労回復に役立つビタミンB1や細胞の新陳代謝を促進し、皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立つビタミンB2、また、皮ふや粘膜の健康維持をサポートしたり、脳神経を正常に働かせるにに役立つナイアシンやビタミンB6、動脈硬化を予防しストレスをやわらげる働きのあるパントテン酸そして、貧血を予防し、細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球をつくりだすために欠かせないビタミンである葉酸やビタミンB12を含みます。さらに、抗酸化ビタミンであるビタミンCやビタミンEを含みますので活性酸素の発生や酸化力を抑え、動脈硬化、皮ふや血管の老化を防ぎ、免疫力を高めてくれます。また、骨や歯を構成するのに必要なミネラルであるカルシウムやリン、マグネシウムなどを含みます。カリウムも多く含まれますので疲労回復や利尿作用、高血圧の予防に役立ちます
  ・調理のポイント
 カサゴは見た目とは裏腹に身肉は白身で脂がのっていて上品な味わいの魚です。身がしまっていて癖がなく旨みもある大変美味しい魚といわれます。和風料理にもまた洋風の料理に美味しく用いられています。
和風料理では鍋、潮汁、味噌汁、煮付け、塩焼きが好まれ、小さめのカサゴは唐揚げもおすすめ料理の一つです。また、頭が大きいので刺身など生でいただく場合は、料理する身肉は少ないけれど活きのいいカサゴは刺身や寿司のネタにも用いられます。洋風に料理したいときはブイヤベースやアクアパッツァなどがおすすめです。
      
 2月の旬の魚〜笠子(かさご)の料理レシピ
   かさごの煮つけ
♪材料(2人前)
@かさご
・1匹(200g程度)
♪調味料ほか
@水・60t Aみりん・30t
Bしょうゆ・30t C砂糖・小さじ1
D昆布・3p程度 E生姜・スライス3片
 新鮮なかさごであれば、丸ごと煮つけに
♪下拵えほか
@かさごのウロコと内臓を取ります。(魚屋さんにお願いもできます)
♪作り方と食べ方

@調味料全て鍋に入れて煮立てたら、かさごを入れます。
A弱〜中火に落として」、アルミホイルで蓋をして5分程度煮ます。ホイルを取って、
煮汁をお玉などで上にかけながらさらに5分程度煮ます。
B途中で煮汁が煮詰まり過ぎているようであれば水を足しますが、軽くトロットした
煮汁になっていれば出来上がりです 
♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
  かさごの塩焼き
♪材料(2人前)
@かさご・2尾 
♪調味料ほか
@食塩・小さじ2
Aレモン・輪切り2枚
 
♪下拵えほか
@かさごの腹を切って内臓を取り除きます。
よく洗いキッチンペーパーで水けを取ります。
A食塩小さじ1を1尾の裏、表全体に振ります
♪作り方と食べ方

@グリルで両面が焦げ目が付くくらい焼きます。 
Aお皿に乗せ輪切りのレモンをのせます
♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
  かさごの二度揚げ
♪材料(2人前)
@かさご・1匹
♪調味料ほか
@片栗粉・大さじ1
A塩・小さじ1
Bレモン・2切れ
塩も美味しいですがポン酢も美味しいです 頭、背びれもパリパリして美味しいです 
♪下拵えほか
@かさごは腹を切って内臓を取り出し、よく洗ってキッチンペーパーで水分を取り除きます。
A塩をふり、片栗粉を全体にまぶします

♪作り方と食べ方

@かさごを多めの油(分量外)でじっくり低温で揚げます。
A一度皿にとり、冷ましてから再度じっくり揚げます。 
Bお皿に乗せてレモンを絞り、塩を振ります
♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
             
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