≪旬の魚≫
|
2月が旬の美味しい魚のぺージです |
|
旬の魚時期と「栄養価と効能」「レシピ」~索引のページへ →こちらから |
旬の魚月の索引ページへ→1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 |
|
鱈
(たら)

写真クリックレシピいろいろ
美味しい時期
2月
|
・日本近海では北日本沿岸にマダラ、スケトウダラ、コマイの3属3種が分布する。単にタラと呼んだ場合はマダラを指すことが多い。非常に貪欲なことから、腹いっぱい食べるという意味の福詞「たらふく(鱈腹)」の語源となったといわれている。一方で、「たらふく」の語源は「足(た)らい脹(ふく)くるる」すなわち「満足して(腹が)脹れる」に由来し、「鱈腹」は当て字とする説もある。
タラを解剖すると少なからぬ胃潰瘍の病巣が認められ、これがこの過食によるものだとする説がある。身は脂肪が少なく柔らかい白身で、鱈ちりなどの鍋料理や、棒鱈などの干物、フィッシュ・アンド・チップスのような揚物、バカラオなどの塩蔵品、かまぼこ、魚肉ソーセージなどの練り製品として利用される。カンゾウからは肝油を採取するほか、オイル漬けにしたものはコッドレバーとして缶詰にされる。スケトウダラの卵巣(たらこ)、マダラの精巣(白子)、胃(韓国料理の食材チャンジャ、舌(ノルウェー料理の食材、ムニエルにして食す)なども食材として用いられる。
|
タンパク質、脂肪分が少なく、淡白な白身である。タラの卵巣は栄養価が高く、代謝機能を活発にするビタミンB2が多く含まれている。低カロリー高タンパクの良質なたらですが、とくに注目なのは皮。人の皮膚や骨の細胞を結合させ、お肌をきれいに保つコラーゲンが豊富なので、しっかりいただきましょう。たらこはすけとうだらの卵巣を塩漬けにしたものです身のほうは一般的に真だらより味が落ちるので、かまぼこやちくわに加工されています。明太子:たらこを唐辛子液に漬けたものが博多名産として知られる明太子でもとは韓国のもの。韓国で、たらを「明太」(ミンタイ)、たらの卵を「明太子」(ミンタイコ)と呼ぶことにならって付いた名前だそうです。。 |
|
鯥
(むつ)

写真クリックレシピいろいろ
美味しい時期
2月
|
・繁殖を控えて浅場に移る冬が旬とされ、この時期は「寒ムツ」と呼ばれる。身は脂肪が多い白身で、脂が多い様を表す「むつっこい」「むっちり」などの言葉が転じて「ムツ」という名前がついたともいわれる。刺身、煮付け、鍋料理味噌漬けなどに利用される。また、卵巣はムツゴといい、たらこに似た味で珍重される。食料として見た場合、クロムツの体内に含まれる微量の水銀に注意する必要がある。 厚生労働省は、クロムツを妊婦が摂食量を注意すべき魚介類の一つとして挙げており、2005年11月2日の発表では、1回に食べる量を約80gとした場合、クロムツの摂食は週に2回まで(1週間当たり160g程度)を目安としている。
|
|
公魚
(わかさぎ)

写真クリックレシピいろいろ
美味しい時期
2月 |
・旬は冬。1月~3月頃がワカサギ釣りの最盛期。
産卵は早春で、卵を持ったメスが美味である。成長した親魚では骨が太くて硬いが、小ぶりなものは骨も細くて柔らかく、丸ごと食べられる。鮮度が悪くなると腹が破れやすい。味が繊細なため味付けを薄めにする事がある。天ぷら、フライ、から揚げ、マリネ、南蛮漬けなどの揚げ物のほか、佃煮、甘露煮にして保存食ともする。新鮮なものは刺身でも食べられる。 |
|
笠子
(かさご)

写真クリックレシピいろいろ
美味しい時期
2月
|
・冬が食べ頃。白身の魚で大変おいしいが、刺(とげ)が多く、さばき難いのが欠点。刺し身で食べる時はとれたてか、その日にとったものを使う。歯ごたえがあり、なめらかでプリプリし、甘みもある。吸い物や味噌汁、煮つけでも美味しい。カサゴおよびその近縁の魚は、締まりがよい白身に脂がのっていて非常に美味のため、和・洋ともにさまざまな料理に使われる。和食では鍋料理、潮汁、味噌汁といった汁ものや煮付け、塩焼きが好まれ、小振りであれば唐揚げとしても多く食される。また、頭が大きく歩留まりこそ悪いが刺身や握り寿しにもされる。洋食であればブイヤーベースやアクアパッツアなどに。
|
|
鮪
(まぐろ)

写真クリックレシピいろいろ
美味しい時期
2月
|
・黒マグロの旬は脂ののる冬。マグロの赤身と脂身とでは、脂肪分量が大きく異なり、特に旬の頃の大トロの脂肪含有量は40%にも達する。他にマグロには、ヒスチジンやアンセリンなどのエキス成分がたっぷり含まれている。日本人が一番好きでたくさん食べている魚はなんといってもまぐろですまぐろ類の年間漁獲量は全世界で約165万tですが、その3分の1量が日本で食べられているそうです。お寿司や刺し身に、日本の食卓には欠かせないまぐろですが栄養価も高く、コレステロール値を押さえるエイコサペンタエン酸(EPA)や頭の働きをよくするといわれているドコサヘキサエン酸(DHA)を多く含んでおり、おいしいだけではない効果があるのもうれしいところです。
|
 |
 |
|