1ページ目〜2月旬の魚鱈(たら)の「栄養価と効能」「料理レシピ」

HOME TOPのページへ
今年の暦 過去・未来の暦
暦こよみ〜暦〜日本文化いろいろ事典

1ページ目〜2月旬の魚鱈(たら)の「栄養価と効能」「料理レシピ」

日本の四季は世界で一番大きな大陸と海に挟まれていることに影響しています。島国であり四季がはっきりしていておよそ3ヶ月ごとに変わり「春は桜」「夏は海「秋は紅葉」「冬は雪」とそれぞれ四季の特徴を楽しむという気質もあります。日本は四季に恵まれた素晴らしい国です。
桜と富士山 日本の春 日本の夏 四季の区分 日本の秋 日本の冬 全国のお祭り
四季の自然の恵みを旬と称して美味しく食べる〜記念日/誕生日プレゼントに
旬の野菜 旬の魚 旬の貝 和食のマナ― 箸の使い方 誕生日花/誕生石〜暦
            

 ≪日本の文化いろいろ≫

1ページ目〜2月(冬)旬の魚鱈(たら)
〜栄養素と効能・料理レシピのページ
@ページ目の鱈のレシピ

@ページ目のレシピへ →揚げ鱈のおろし酢 ・鱈のにんにく蒸し煮 ・鱈のちり鍋 ・鱈鍋

Aページ目のレシピへ →鱈と白菜のシチュー ・鱈のワイヤーベース風 ・鱈のかにあんかけ
       ・鱈の甘酢あんかけ ・鱈のレンジ蒸し ・鱈とブロッコリーのマヨネーズグラタン

・主な旬魚10種類の栄養成分比較

・旬魚55種類の「栄養価と効能」「料理のレシピ」
  


・旬の魚月の索引ページへ→1月 2月 3月 4月 5月 6月

7月 8月 9月 10月 11月 12月
           
  タンパク質、脂肪分が少なく、淡白な白身です。タラの卵巣は栄養価が高く、代謝機能を活発にするビタミンB2が多く含まれ、低カロリー高タンパクの良質なたらですがとくに注目は皮です、皮膚や骨の細胞を結合させ、お肌をきれいに保つコラーゲンが豊富なので、しっかりいただきます。たらこはスケトウダラの卵巣、しらこはマダラの精巣です。           
五訂増補日本食品標準成分表(可食部100g当たり)から             
  鱈(たら)  
      栄養成分     すけとうだら       まだら
 生 すり身   たらこ、生     焼き   しらこ 
   脂肪酸飽和  0.03   0.03  0.71   0.05  0.09 
  脂肪酸一価不飽和  g  0.03  0.02 0.81  0.04  0.12  
  脂肪酸多価不飽和  g  0.07  0.08 1.28  0.11  0.20  
   エネルギー  kcal  79   98  140  109  62  
  三大栄養素たんぱく質  g  18.1   17.5  24.0  25.2  13.4  
   三大栄養素脂質 g   0.2   0.2  4.7  0.2  0.8  
  三大栄養素炭水化物  g  0.1  6.6  0.4  0.2  0.2  
  ナトリウム    130  120 1800 140  110  
  カリウム 350  130 300 480  390  
  カルシウム 41  24 48  6  
   マグネシウム 32  21 13 33  23  
   リン 270  130 390 280  430  
   鉄 0.4  0.1 0.6 0.4  0.2  
   亜鉛 0.5  0.3 3.1 0.9  0.7  
   銅 0.06  0.03 0.08 0.05  0.03  
   マンガン 0.01  0.01 0.04 0.04  0.01  
  鱈(たら)  
      栄養成分     すけとうだら       まだら
 生 すり身   たらこ、生     焼き   しらこ 
   ビタミンA レチノール μg  56  24 9  29  8  
    ビタミンD μg   0   4.0  1.0  0.7  2.0  
   ビタミンEトコフェロールα 0.5  7.1 0.8  1.3  1.8  
   ビタミンB1 0.07  0.71 0.10  0.09  0.24  
   ビタミンB2 0.14  0.43 0.10  0.12  0.13  
   ビタミンB6 0.05  0.25 0.07  0.09  0.01  
   ビタミンB12 μg    4.0   18.1  1.3  3.9  3.1  
   ナイアシン 1.1  2.2 1.4  1.4  1.5  
   葉酸 μg   6   52  5  7  11  
   パントテン酸 0.40  3.68 0.44  0.53  0.68  
  コレステロール  74  350 58 100 360 
   食塩相当量   g   0.3   4.6  0.3  0.4  0.3 
  鱈(たら)  
      栄養成分     すけとうだら       まだら
 生 すり身   たらこ、生     焼き   しらこ 
 2月の旬の魚鱈(たら)について
  ・旬の時期・鮮度の見分け方・保存方法

タラを1尾で買うことは少ないと思いますが、他の魚に比べて水分が多く身も柔らかいので、触れたときに弾力があるもの、表面に艶があり白いものを選びましょう。

切り身

身がピンクがかった白で透明感があるものがよいものです。また、皮の色があせた感じのものは鮮度が落ちています。

・鱈(たら)に含まれる栄養成分、主な有効成分と効能
タラは、俗にいう高タンパク低カロリーの代表選手のような魚です。また、DHAやEPAも持ち合わせているため生活習慣病の予防に適しています。タラコは、栄養豊富で体力増強のたんぱく質、エネルギー代謝を促し冷え性などの予防になるビタミンB群、老化防止に役立つビタミンEなどが含まれています。ただし、コレステロール値や塩分量が高いので、1日30〜50g、1/2腹が適量でしょう。
  ・調理のポイント

たらこの保存

冷蔵の場合は3〜5日、ただし、賞味期限の表示に従ってください。冷凍の場合は、使いやすいようにひと腹ずつラップして冷凍します。1ヵ月ほど保存できます。

      
   1ページ目〜2月の旬の魚〜鱈(たら)の料理レシピ
  揚げ鱈(たら)のおろし酢
♪材料(4人前)
@生だら・4切れ
Aにんじん
・1/4本(50g)
♪調味料ほか
@おろし酢
・大根・1/3本(500g)
・酢・大さじ2
・塩・小さじ1/2
・赤トウガラシ(小口切り)・少々
 おろし酢で揚げものをさっぱり美味しく
♪下拵えほか
@生タラを骨を取り、1切れを3つずつに切ります。 
Aにんじんは薄い輪切りにします。
Bおろし酢の大根はすりおろしてざるに上げ、
自然に水をきり、酢、塩、赤トウガラシを混ぜておきます。

♪作り方と食べ方

@160度Cに熱した揚げ油ににんじんを入れて、焦がさないようにカリッと揚げます。
A油の温度を180度Cにして、たらにに小麦粉を薄くつけながら入れ、
あまり色が付かない程度に揚げます
B揚げたたらと、にんじんを盛り合わせます。 
Cおろし酢を添え出来上がりです。
Dしょうゆを適量かけていただきます。
♪栄養価一人分@熱量:190kcal、A塩分:g
  鱈(たら)のにんにく蒸し煮
♪材料(4人前)
@生だら(切り身)
・4〜5切れ
A生たらこ・あれば適宜
Bにんにく(薄切り)
・2かけ
Cねぎ(5mm幅の輪切り)
・1/2本
♪調味料ほか
@粉唐辛子・小さじ1/2
Aわけぎ(小口切り)・適宜 
B糸唐辛子・あれば少々
C塩・小さじ1/2
D酒・おおさじ2
 鍋一つで簡単にできる蒸し煮
♪下拵えほか
@生だらと生たらこは塩小さじ1/2をふって一晩おきます。
(塩だらの場合はそのまま使います)
♪作り方と食べ方

@一晩おいたたらを水でさっと洗います。
A鍋に入れてひたひたの水を加え、
塩小さじ1/2、にんにく、酒大さじ2を加えて火にかける。
Bねぎと粉唐辛子をふり、蓋をして弱火で約10分間煮ます。
Cたらこに火が通ったのを確認して火を止め、器に盛ります。
Dわけぎと、あれば糸唐辛子を乗せて出来上がりです。

♪栄養価一人分@熱量:110kcal、A塩分:g
  鱈(たら)のちり鍋
♪材料(1人前)♪調味料ほか
@生タラ・1切れ(80g〜100g)
A長ねぎ・1/2本
Bしめじ・1/4パック(他にお好みのきのこ)
C豆腐・1/4丁 D三つ葉・適量
E春菊・適量 F昆布・5cm
G松葉ゆず(長方形に切り、両側から切り込んだもの)・少々
 淡白な切り身魚ならタラ以外でも
♪下拵えほか
@タラは二つに切ります。 
Aねぎは斜め切りにします。 
Bきのこは石づきを落として根分けします。 
C豆腐は二つの奴に切ります。 
D三つ葉はざく切りにします。

♪作り方と食べ方

@あれば一人用の小さな土鍋で作ります。
A昆布をしいてタラをのせ、酒をふり、
残りのものを入れゆずを彩りよく載せます。
Bみず1/3カップを注ぎ、4〜5分煮ます。 
C出来上がったら、ポン酢しょうゆなどでいただきます。
♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
             
  鱈(たら)鍋
♪材料(4人前)
@生だら
・500g(切り身)
A生だらの粗・550g
B生だらの白子
・280g(あれば)
C茹でたけのこ・120g
Dまいたけ・300g 
Eねぎ
・1本(白い部分100g)
F豆腐・2丁
G春菊・100g
♪調味料ほか
@昆布だし
・昆布・1枚(8cm角)
・水・カップ8
A塩・適量
B・・カップ1
 たらの身だけだと淡白なのでアラを使って煮汁にうまみとコクを出しました
♪下拵えほか
@土鍋に昆布と分量の水を入れ15分間以上おき、昆布だしを作る
Aたらの切り身とアラを塩少々を散らしたパットに並べ、
パットの30cm上から塩少々を全体にふり、30分くらいおきます。
Bたらの白子は酒カップ1をふりかけて20分間くらいおき、
塩水で軽く洗って臭みを取り、水気をふき取ります。
CAのたらの切り身とアラを熱湯にサッとくぐらせて
氷水に取り、軽く洗って水けをよくふきとります。これを霜降りといいます
Dたけのこは食べやすい大きさのくし形切りにします。 
Eまいたけは石づきを取って食べやすくほぐします
Fねぎは15cm幅の斜め切りにします。 
G豆腐は4〜6等分にします。
H春菊は根元の堅い部分を切り、ざく切りにします。

♪作り方と食べ方

@昆布だし(昆布が入ったまま)に酒90ml、たらのアラを入れ、
強火にかける煮立ったら昆布を取り出し、弱めの中火にしてあくを丁寧に取ります。
A@にたらの切り身を加え、たらの白子、たけのこ、まいたけ、豆腐、ねぎの順に加えて
サッと煮、あくが出たら取り除きます。
B最後に春菊を加え出来上がりです。
ポン酢しょうゆ、ごまだれなどにつけていただきます。
♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
@ページ目の鱈のレシピ

@ページ目のレシピへ →揚げ鱈のおろし酢 ・鱈のにんにく蒸し煮 ・鱈のちり鍋 ・鱈鍋

Aページ目のレシピへ →鱈と白菜のシチュー ・鱈のワイヤーベース風 ・鱈のかにあんかけ
       ・鱈の甘酢あんかけ ・鱈のレンジ蒸し ・鱈とブロッコリーのマヨネーズグラタン
 
・主な旬魚10種類の栄養成分比較

・旬魚55種類の「栄養価と効能」「料理のレシピ」
  


・旬の魚月の索引ページへ→1月 2月 3月 4月 5月 6月

7月 8月 9月 10月 11月 12月

             
HOME TOPのページへ

〇お役立ちリンク集〜インターネット上の情報及びWebサイトを検索し表示します

・お役立ちリンク集1   ・お役立ちリンク集2

〇当サイトについて ・管理人プロフィール
   
 Copyright (C) 2019〜2027  暦こよみ〜暦〜日本文化いろいろ事典  All Rights Reserved  
【PR】