11月の旬の魚

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11月の旬の魚

日本の四季は世界で一番大きな大陸と海に挟まれていることに影響しています。島国であり四季がはっきりしていておよそ3ヶ月ごとに変わり「春は桜」「夏は海「秋は紅葉」「冬は雪」とそれぞれ四季の特徴を楽しむという気質もあります。日本は四季に恵まれた素晴らしい国です。
桜と富士山 日本の春 日本の夏 四季の区分 日本の秋 日本の冬 全国のお祭り
四季の自然の恵みを旬と称して美味しく食べる~記念日/誕生日プレゼントに
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 ≪日本の文化いろいろ≫
 11月(秋)~旬の魚のページ
およそ3ヶ月ごとに変わる四季「春・夏・秋・冬」の海産物を食としても楽しめ恵まれています
魚の旬とは?
・魚の味には脂肪の量が大事なポイントになります
・魚の脂肪が一番多くなるのは、産卵期前の、
エサをたっぷり食べて栄養をつけている時です
・この時を魚の旬といいます
 
      
栄養価は
旬の魚~お肉に負けない良い蛋白質
・食べて頭が良くなる働きと効果のDHA
・血管のそうじをしてくれる働きと効果のEPA
    
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 旬の魚  特徴
鰑烏賊(するめいか)

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・レシピいろいろ

美味しい時期11月

スルメイカは秋から冬にかけての産卵期が旬。
冷凍技術の発達で、旬のものはほとんど味覚をそこなわず年中出回っているが、ワタだけは生と冷凍の差が出るため、塩辛などにするのなら、旬のものを使うとよい。日本近海で獲れるいかの漁獲量の半分以上をしめるのが「するめいか」。東シナ海に生まれて、日本列島沿いに南下、秋から冬が美味とされています。「寿留女」と書いて婚約・結婚の祝い用に使われるのは花嫁が逃げ出さずに末永く留まってくれるようにとの願いからです。コレステロールを下げる働きのあるタウリンが豊富であると判明しました。
鯊(はぜ)

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美味しい時期11月

天ぷらのたねとして人気の高いハゼの旬は、晩秋から初冬にかけてである
・カルシウムを多く含み、佃煮や寒露煮にするとリンのカルシウムに対する比率がカルシウムを吸収しやすい割合となる
皮剥ぎ(かわはぎ)

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美味しい時期11月

かわはぎの旬は、本来は夏であるが、秋から冬にかけて第二の旬があり釣りや籠漁などで一年を通じて漁獲される。小さな口で餌を削ぎとるように食べるので釣り人に当たりが伝わりにくく、釣り上げるには高度なテクニックが必要とされ、このため引っ掛け釣りなどの釣法も普及しており、釣りの対象としても人気が高い。身は脂肪が少なく歯ごたえがある白身で、料理法も、煮付け刺身、フライ、干物など多種多様である。生では弾力があるので、刺身にする際は薄造りにする。また、身だけでなく肝臓(キモ)も美味で珍重する。カワハギの第二の旬が秋からというのも、この時期は冬に備えて餌を多く摂り肝臓が特に大きく発達する時期だからである。肝臓はピンク色で、脂肪の少ない身に対して脂肪分を多く含んでおり、こってりした旨みと甘みがある。身と一緒に刺身や煮付けで食べる。キモを裏ごしして醤油に溶いたものを刺身につけるのも、カワハギならではの食べ方である。一方肝臓が発達すると身がやせてしまうので、身だけを賞味するならば夏がよい。同じカワハギ科のウマヅラやウスバハギも料理法はカワハギと同様である
𩸽(ほっけ)

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美味しい時期5~7月・11月

旬は冬(12月)。
冷水を好む魚、主産地は北海道から三陸、対馬以北の日本海側。北海道の開き干しは絶品。鮮度も味も急に落ちる魚なので、刺身で味わうには産地でないと無理。脂が多い割には味にくせがなく、色々な料理が楽しめる
鮎並(あいなめ)

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・レシピいろいろ

美味しい時期11月~2月

晩秋から春にかけての寒い時期が旬、最盛期は晩秋から冬です。身は脂肪の多い白身で、そのことから「あぶらめ」とも呼ばれる。季節により寄生虫がいることがあるので、刺身などの生食は注意した方が良い。刺身、煮付け、唐揚げ、潮汁、焼き物、味噌汁、干物、みりん漬け、粕漬などで食べられる
     
 魚の栄養素と効能について            
必須脂肪酸          
私たちの健康や美容に欠かせない重要な成分であるため、必須脂肪酸と呼ばれています。必須脂肪酸(ひっすしぼうさん)は、体内で他の脂肪酸から合成できないために摂取する必要がある脂肪酸です。人及びその他の動物にとっては、多価不飽和脂肪酸のうち、ω-6脂肪酸のリノール酸、ω-3脂肪酸のα-リノレン酸が必須脂肪酸であり必要量が定められる。            
 脂肪には一般的には3つのタイプがあります             


①一価不飽和脂肪酸 水素原子のペアが一つ失われている形の脂肪酸です常温で液体です。オリーブオイルやサフラワー油に多く含まれています。       







40%
②多価不飽和脂肪酸  水素原子のペアが2つ以上失われている形の脂肪酸です室温では柔らかい状態になっているか、液体状になっています。大豆油、ひまわり油等に多く含まれています魚の脂肪は主に多可不飽和脂肪酸です。  30% 
③飽和脂肪酸  全ての水素原子が互いに結合している(飽和している)形の脂肪酸です。動物性脂肪は飽和酸が多く、肉、鶏、バターなどの多く含まれています。常温で固まっていますパーム核油、ココナッツ油は飽和脂肪酸が多い。  30%
 主な魚の脂肪酸比較(五訂増補日本食品標準成分表(可食部100g当たり)から)            
  

  栄養成分
/魚名 

単位


うなぎ


まぐろ
脂身

 秋刀魚
さんま


さば
 

太刀魚
たちうお

 鰤
ぶり

 鰆
さわら


あじ 


いわし 

 鰹
かつお

白焼き

生 

生 

秋獲生

 

焼き

生 

生 

生 

秋獲生

飽和脂肪酸

6.59

5.79 

4.23 

 4.31

5.83

3.98

2.14 

2.16 

3.84 

0.25

 一価不飽和脂肪酸

g 

11.9

11.27

10.44

10.29

7.26

5.17

3.26 

3.07 

2.80 

0.29

多価不飽和脂肪酸和

g 

3.10

5.63 

4.58 

6.76

3.87

4.52

2.30 

1.89 

3.81 

0.19


 

 

 

 みなみ

 

大西洋
鯖 

 

 成魚

 

 大西洋


いわし

 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)脂肪酸成分表編」参考  *魚名クリックで栄養価と効能・料理レシピへ            
 DHA/EPAを多く含む魚  
   魚名   DHA量(㎎) EPA量(㎎)    目安として    

・鮪(まぐろ)脂身 

3,200

1,400

厚生労働省が発表した
n-3系脂肪酸の1日の摂取目安量は、
男性は、
2.4g、女性は2.0g
(但し50~69歳の場合
となっています。)
1日の摂取目安量の参考として
①刺身なら

・鮪トロで2~3切れ ・ぶりで4~5切れ
②焼き魚なら
・秋刀魚で約1尾 ・小型鰯で約2尾
③缶詰なら
・鯖水煮缶190g ・鰯の蒲焼缶100g
                                                       

・鰤(ぶり)

1,700

940

・秋刀魚(さんま)  

1,600

850

・太刀魚(たちうお) 

1,400

970

・鰻(うなぎ)養殖  

1,100

580

・鰆(さわら)

1,100

340

・鯖(さば)  

970

690

・鰹(かつお)秋獲り  

970

400

・魳(かます  

940

340

・鰯(いわし)   

870

780

・金目鯛(きんめだい) 

870

270

 
DHAとEPAの働きと効果 

虚血性心疾患」や「脳血管疾患」など身近で日々改善して欲しいような症状にも効果を発揮してくれるとなれば「DHA]「EPA]を含むお魚類をも食べてみようと思いませんか?

・DHAは「ドコサヘキサエン酸」と言います。n-3系多価不飽和脂肪酸に属する脂肪酸です。
①DHAの働きは、
・悪玉コレステロールと言われるLDLコレステロールを減らし、善玉コレステロールと言われるHDLコレステロールを増やしてくれる作用が期待できる脂肪酸です。
②DHAの健康効果は、
・脂肪酸合成に関わる酵素の活性を低下させる作用があることから、
脳血管疾患や虚血性心疾患高血圧」、動脈硬化といった疾患の予防や改善効果が期待できるのです。
・また、神経組織の発育や機能維持を助けてくれる働きから
認知症の改善も期待できる。

・EPAは「エイコサペンタエン酸」と言います。n-3系多価不飽和脂肪酸に属する脂肪酸です。
①EPAの働きは、
・血管を拡張させる作用があることもわかっています。
これは
高血圧の予防や改善につながる働きです。
②EPAの健康効果は、
・現在アトピー性皮膚炎や花粉症、気管支ぜんそくなどの
アレルギー症状の予防や治療へ
の効果も研究が進められています。

      
 強く元気な身体をつくるお魚の栄養            
 お魚の部位別の栄養価
・ヒレ
・魚皮膚や筋肉をつくる
・ヒレにコラーゲンを含む。
・コラーゲンは
美肌を造る栄養素
・かの楊貴妃も好んで
食したという
「フカヒレのスープ」があげられます。
  
・筋隔(きんかく)とは、
・魚の筋肉を縁取っている
白い筋
・魚に含まれるカルシウムのほとんどがこの部分に集まっています
 
・頭と目のまわり
・魚好きが絶対見逃さない美味しさ
くちびるの肉、頬肉、目玉と目玉のまわりの肉など、小さな肉ながら大変美味しい。
・血管や皮膚をしなやかにする多糖体やビタミンAが豊富です。
・目の裏側には「かっけ」予防に効果のある
ビタミンB1や脳の成長や発達に関係するDHAが含まれています。
・頭が美味しい魚、鯛、甘鯛、伊佐木、鰤、鮭な
  
血合肉(ちあいにく)
ビタミン類と鉄が豊富に含まれる。
・貧血予防に最適な部位。
・鰹の血合い肉にはたんぱく質
を主成分に、鉄、ビタミンA、
B1、B2,B12、タウリンを
多く含みます。中でもビタミンB1は多く、肉の数十倍も含まれています
  ・身
・高たんぱく、高脂肪でEPA・DHAを含む
・優血圧やコレステロール値を下げるタウリンを豊富に含む。(鯛、鰈、鱈)また、動脈硬化
・癌・ぼけなどをはじめとする生活習慣病予防に有効なタウリン、鉄を含みます。
・肉には含まれていないビタミン類が豊富な部位です
・内臓
・新鮮な魚の内臓にはビタミン類がいっぱい。
内臓は脂肪が多く、濃厚な味です。
・魚に含まれるカルシウムを上手く働かせるビタミンD。
粘膜の健康を保つビタミンAが大量に含まれる
 
・皮
・肉の部分よりビタミン類が豊富

・ビタミンAは粘膜の健康を保つ
・ビタミンB2は、糖質代謝に重要な働き。
(特に黒い皮の魚)ほかに
・煮こごりを作るゼラチン質も含みます。
・骨
・カルシウムが豊富。
・ビタミンDと一緒に摂る。
・骨や歯の材料になり、神経
・筋肉の機能を維持し、神経の興奮を鎮めるなど重要な働きをします
 
・魚卵、 
・親より栄養価が高い魚の卵。
・各栄養素をバランスよく、しかも高濃度に含み、特にビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE、ミネラルの銅、亜鉛と身体の目、肌、髪、胃腸、血管などの健康を促進します
・養殖魚には
天然魚よりDHAとEPAが沢山含まれています。
・天然ブリ 37g→養殖ブリ 45g
・天然真鯛 14g→養殖真鯛 28g
(100g当たりの含有量)
 魚は身体をつくる栄養が豊冨 
・DHA (ドコサヘキサエン酸)
頭が良くなりたい(DHA)は認知症の予防、改善効果、緑茶(カテキン)と一緒にとるとさらに効果アップします
・EPA (エイコサペンタエン酸)
血管の脂肪やコレステロールが気になるそれならEPAです。
    
・タウリン
目に良く、成人病にも。
     
   ・カルシウム
骨や歯を丈夫にする
    
・ビタミン
最近肌にニキビが健康的な肌を保ち美しい肌を保つ
ビタミン、動脈硬化や癌を引き起こす悪玉活性酸素
を抑制するビタミンが豊富です。
・たんぱく質
強い体をつくりたい、身体の働きを良くするたんぱく質が豊富です

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