7月旬の虎魚(おこぜ)の「栄養価と効能」「料理レシピ」

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7月旬の虎魚(おこぜ)の「栄養価と効能」「料理レシピ」

日本の四季は世界で一番大きな大陸と海に挟まれていることに影響しています。島国であり四季がはっきりしていておよそ3ヶ月ごとに変わり「春は桜」「夏は海「秋は紅葉」「冬は雪」とそれぞれ四季の特徴を楽しむという気質もあります。日本は四季に恵まれた素晴らしい国です。
桜と富士山 日本の春 日本の夏 四季の区分 日本の秋 日本の冬 全国のお祭り
 四季の自然の恵みを旬と称して美味しく食べる〜記念日/誕生日プレゼントに
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7月(夏)旬の虎魚(おこぜ)
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  初夏から晩夏が美味しい時。悪相に似合わず、白身の肉は上品で美味。刺身、空揚げわん種、煮付け、ちり鍋と楽しめる。空揚げにするときは必ず二度揚げすると又美味しい           
五訂増補日本食品標準成分表(可食部100g当たり)から             
    虎魚(おこぜ)  
    栄養成分        単位        栄養成分        単位      栄養成分    単位   
  脂肪酸飽和  0.07   マグネシウム   27   ビタミンB2    0.06
 脂肪酸一価不飽和  g  0.06   リン   180 ビタミンB6    0.06
 脂肪酸多価不飽和  g  0.08   鉄   0.3 ビタミンB12  μg  1.2
  エネルギー  kcal  85   亜鉛    0.5 ナイアシン    1.8
 三大栄養素たんぱく質  g  19.3   銅    0.01  葉酸  μg 
  三大栄養素脂質 g   0.3  マンガン    0.01 パントテン酸    0.47
 三大栄養素炭水化物  g 0.1   ビタミンAレチノール  μg  コレステロール   45
 ナトリウム 120  ビタミンD μg 2.0 食塩相当量    g   0.3
 カリウム 310  ビタミンE 
トコフェロールα
0.3       
 カルシウム 57   ビタミンB1 0.03
    虎魚(おこぜ)  
    栄養成分        単位        栄養成分        単位      栄養成分    単位   
7月の旬の魚虎魚(おこぜ)について
  ・旬の時期・鮮度の見分け方・保存方法
オニオコゼは、オニオコゼ科オニオコゼ属を代表する魚で、一般的にオコゼといえば 本種を指すことが多い。国内でみられるオニオコゼ属には他にヒメオニオコゼとセトオニオコゼがいるが市場で見かけるのはほとんどがオニオコゼである。
オニオコゼの生態は、北海道南部以南の日本海および太平洋沿岸、瀬戸内海、更に朝鮮半島沿岸から中国沿岸にかけて分布し、水深200m以浅の砂泥底であまり移動せず、周りの環境に合わせた状態によって気付かずに近くに来た底生の小魚や甲殻類などを捕食して生息している。常に海底でじっと獲物を待ち構えているためアンコウなどと同じように口は上向きについている。産卵期は初夏から夏にかけてで、成長は遅く20p程になるのに通常だと3〜5年かかるとされ、寿命は長いものだと10年以上とみられる。
オコゼは、活け物か活〆物が良い。刺し身でたべるなら活け物か活〆されたものが良い。活〆されたものは目の後ろ、背ビレの始まるあたりに切り込みが入れられている。
オコゼは、皮に張りがあり体色が鮮明なもの。死んでいるものは体表に張りがあり、体色とまだら模様が鮮明なものが新しい。
オコゼの背ビレが取り除かれてものは。市場には既に毒のある背ビレが取り除かれた状態のものも多い。そういったものは背中の皮がかけている部分の身を見て、透明感があるかどうかチェックする。
・虎魚(おこぜ)に含まれる栄養成分、主な有効成分と効能
オコゼは、低脂肪高タンパクである。オニオコゼの身は脂肪がとても少なく、ヘルシーな高タンパク食材といえます。
オコゼは、
コラーゲンを多く含む。オニカサゴには沢山のコラーゲンも含まれており、美肌を意識する方にはよさそうです。
  ・調理のポイント
オコゼの調理のポイントは、オニオコゼの背ビレには猛毒がでる。この棘に刺さると激しい痛みと共に患部が腫れあがり、病院での手当てが必要となるので注意が必要だ。まずはこの背ビレを取り除いてから調理をする。頭が大きく食べられる身の部分は少しなので歩留まりが悪く非常に高価な魚だが、身は歯ごたえのある白身で活け物であれば肝も生食できる。アラは、いいで汁が出て皮も湯引きで食べることができる。
オニオコゼは、活け物や鮮度のいい活〆物は非常に高価な魚なので何といっても刺し身で頂きたい。 
      
7月の旬の魚〜虎魚(おこぜ)の料理レシピ
おこぜの唐揚げ  
♪材料(2人前)
@おこぜ・1匹
♪調味料ほか
@片栗粉・適量
A油・適量
Bポン酢・少々
オコゼは背びれに猛毒があるので、
魚屋さんなどで取ってもらったほうが良いですね
♪下拵えほか♪作り方と食べ方
@おこぜの内臓とエラを取り除き、水洗いをします。
A虎魚を横に寝かせて、背びれ(猛毒があります)に庖丁を入れます。
背びれを切り落とします。
B背骨の両サイドに庖丁を入れます。
C裏返してエラのあたりに庖丁で切り口を入れます。
水洗いで血合い、汚れを奇麗に洗い流します。
D布巾で水分を取り、片栗粉をまぶして、低温で15〜20分じっくり揚げます。
Eポン酢でいただきます。(低温でじっくり揚げたので骨まで食べれます)
F薬味は、大根や大葉、みょうがなど
♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
  オコゼの煮付け
♪材料(1人前)
@おこぜ・1匹
♪調味料ほか
@煮汁・酒・50t ・だし汁(または水)・100t 
・しょうゆ・大さじ2 ・砂糖・大さじ1と1/2
・みりん・大さじ1と1/2 ・生姜・適量
コラーゲンがたっぷりです。
オコゼは背びれに猛毒があるので、魚屋さんなどで取ってもらったほうが良いですね
♪下拵えほか♪作り方と食べ方
@生姜は適当な大きさに切ります。
A鍋に煮汁、酒、だし汁、しょうゆ、砂糖、みりんと生姜を入れて火にかけます。
B湯を沸かします。
Cその間に、虎魚の猛毒のある背ビレを取り、内臓やウロコを取り除きます。
塩で奇麗に洗います。
D湯が湧いたら、霜降り(魚にお湯を回しかけ冷水にとる)をします。
魚の臭みが取れます。
E布巾やキッチンペーパーで水気をふき取り、
Aの煮汁が沸騰したところに入れて、スプーンなどで煮汁を全体にまわしかけ、
灰汁をとったら、落し蓋(又はアルミホイル)をし、5分程煮ます。
Fお皿に盛り付けて出来上がりです。
(冷ましてからまた温めた方が味か染み込んで美味しいです)
♪栄養価一人分@熱量:kcal、A塩分:g
             
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