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2ページ目「汁もの」郷土料理~宮城県・山形県

日本の四季は世界で一番大きな大陸と海に挟まれていることに影響しています。島国であり四季がはっきりしていておよそ3ヶ月ごとに
変わり「春は桜」「夏は海「秋は紅葉」「冬は雪」とそれぞれ四季の特徴を楽しむという気質もあります。日本は四季に恵まれた素晴らしい国です。
    
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≪日本の郷土料理≫

 2ページ目「汁もの」郷土料理のレシピページです(宮城県・山形県の汁もの)

郷土料理は、日本の四季の旬の素材でその土地から生まれた伝統的な料理方法で、調理されたその土地独自の味でもある。その料理は、故郷の母の手で作られた母の味でもあり、祖母から母へ、母から子へと伝承されてきた地方の人々の心のこもった味でもある。

 ②ページ目の「全国の汁もの」郷土料理~宮城県・山形県

▼北海道・東北地方 
①ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・北海道(かぼちゃ汁)
・青森県(しじみ汁/長芋すいとん汁/じゃっパ汁)
・岩手県(いものこ汁�)

②ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・宮城県(はっと汁)
・山形県(川ガニ汁)/孟宗汁/どんがら汁/納豆汁)

▼関東地方 
③ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・栃木県(法度汁)
・群馬県(味噌けんちん汁)
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・神奈川県(けんちん汁)

▼中部地方
④ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・新潟県(のっぺい汁/スケトの沖汁/くじら汁/いちょっぱ汁)

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・富山県(鱈汁/カブス汁/ゲンゲ汁/けんちん汁)

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・鳥取県(カニ汁)
・徳島県(そば米汁)
・香川県(どじょう汁)
・愛媛県(さつま汁)

▼九州・沖縄地方
⑨ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・熊本県(つぼん汁)
・大分県(だんご汁)
・宮崎県(鯵の冷や汁)
・鹿児島県(さつま汁)

⑩ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・沖縄県(中身汁/いかすみ汁/ソーキ汁)

”汁もの”のレシピ   
 はっと汁
(宮城県
登米地方)
  ♪材料(4人分)
①薄力粉・・・25g 
②白玉粉・・・25g

③油揚げ・・・1枚 
④ごぼう・・・1/3本
⑤にんじん50g 
⑥小松菜・・・少々
⑦木綿豆腐・・・1/4丁 
⑧だし汁・・・5カップ
⑨しょうゆ・・・大さじ1 
⑩塩・・・小さじ1
⑪七味とうがらし・・・少々(好み)
小麦粉を練って、薄くのばして季節野菜やきのこ類と一緒に煮るお汁です。
あまりの美味しさに「ご法度」で、はっとと名付けられ、今では家庭の味として親しまれてます。
簡単に、すぐ作れるように白玉粉を混ぜてます。
  
♪作り方
①白玉粉に水大さじ2を加え、ざらつきがとれたら、小麦粉を混ぜ合わせ、水少々を加えて、
耳たぶくらいの固さにして練ります。
②鍋にだし汁5カップと、塩、しょうゆを入れます。
小角切りの油揚げ、斜め薄切りのごぼう、半月薄切りのにんじん
、小角切りの木綿豆腐を入れ煮ます。
野菜がやわらかくなったら、①を一口大、手に取り、
指で薄くのばしてから加えます。
③ ②のはっとが浮き上がって、透き通ってきたら、
サッとゆでて4cm長さに切った小松菜を加えて、一煮立ちさせます。
 ③を器に盛り、好みで七味とうがらしをお好みでふって出来上がりです
 
 川ガニ汁
(山形県)
♪材料(4人分)
①生きている川ガニ(モクズ蟹)
・・・4匹
②ネギ・・・1本 
③味噌・・・適量 
④水・・・適量
最上川では、秋になるとモクズ蟹が大きくなって旬を迎えます。川蟹ですが泥臭くなく、
カニミソが濃厚で、身も美味しく、カニの出汁が出たお汁は最高です。
  
 ♪作り方
①カニをよく洗います。
②鍋に水と生きたままのモクズ蟹を入れて、煮ます。
③火が通ったら味噌を入れて煮込んで出来上がりです。
     
  孟宗汁
(もうそうじる)
(山形県)
   ♪材料(4人分)
①孟宗筍(皮つき)・・・約1.5kg 
②厚揚げ・・・1枚
③豚肉
(脂がある方がおいしい)・・・適当
④しいたけ・・・適当  
⑤酒粕・・・120g
⑥味噌・・・60g  
⑦だし(昆布や鰹節等)・・・適当
 鶴岡市湯田川で採れる孟宗味が染み込んだ方が美味しいので、できあがりを冷まして
食べる前に温めるのがコツです。
 
 ♪作り方
①孟宗は、皮をつけたまま、お米のとぎ汁で茹でます。
アクを抜きます。1~2時間かけて十分に茹でたら
茹でた鍋のままで冷まします。
②孟宗の皮をむき、水にさらしてとぎ汁を洗い流したら、
孟宗を適当な大きさに切ります。(穂先は縦切り、
他は丸切りや三日月切りで)
③だし汁に切った孟宗を入れて火にかけ、
沸騰させ、適当な大きさに切ったしいたけ・豚肉・厚揚げを
入れて、筍が柔らかくなるまで煮ます。
 
     
  どんがら汁
(山形県
庄内地方)
  ♪材料(4人分)
①生たら切り身・・・4切 
②脂ワダ(肝臓)・・・60g
③ダダミ(白子)・・・100g 
④鱈の頭・骨・・・400g
⑤岩ノリ・・・適当 
⑥とうふ・・・1丁
⑦長ねぎ・・・1本 
⑧出し昆布・・・10cm
⑨みそ・・・160g 
⑩酒粕・・・40g
 
冬の寒い時期、地元の岩場の海岸で取れる岩ノリを沿えたどんがら汁が体を温めます冬に産卵のため回遊してくる鱈は「寒鱈(かんだら)」身以外の、内臓や頭・骨・ヒレなどのアラ(ドンガラ)が深みのある味を出し、寒鱈汁の主役となるので、「どんがら汁」といわれますクリーミーで濃厚な味を出す肝臓は「脂ワダ」・雄の白子(精巣)は「ダダミ」と呼ばれ、どんがら汁にはかかせな  
 ♪作り方
①鱈の身と頭・骨・脂ワダ(肝臓)を一口大に切ります。
豆腐は大ぶりに、ネギも適当な大きさに斜め切りに。
②鍋に出し昆布と水を入れ、沸騰したら昆布をとり、
脂ワダ(肝臓)を入れ、ひと煮立ちさせます。
③鱈の頭・骨を入れ、アクをよくすくいとりながら、
中火で5分~6分煮ます。
④みそと酒粕を溶いで入れ、味を調えます。
切身を入れ5分程煮ます。

⑥豆腐・ダダミ(白子)・ネギを入れ、ひと煮立ちしたら火を止めます。
⑦盛り付けたら、岩ノリをのせて出来上がりです。
 
     
  納豆汁
(山形県)
   ♪材料(4人分)
①人参 ・・・30g ささがき 
②ごぼう ・・・20cm ささがき
③大根 ・・・5cm いちょうきり 
④こんにゃく ・・・1/4 短冊きり
⑤納豆 ・・・1パック 
⑥芋がら ・・・1本 
⑦豆腐 ・・・1/2丁 
⑧油揚げ ・・・1枚 
⑨だし汁 ・・・1000cc 
⑩味噌 ・・・120g
⑪ねぎ・・薬味(みじん切り) 
⑫せり・・ 薬味(みじん切り)
七草を揃えるにも雪が深くて困難だったので手に入り易く身体に良いもの
を代用したとききます。
   
 ♪作り方
①鍋にだし汁を入れ、納豆、豆腐以外を入れ煮ます。
②軟らかくなったら味噌の半量を入れます。
③納豆と味噌をすり鉢ですり汁だけを入れ伸ばします。
④3を鍋に戻し豆腐をいれ少し火にかけて出来上がりです。
お椀にもり薬味をかけていただきます。


 
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