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10ページ目「汁もの」郷土料理~沖縄県

日本の四季は世界で一番大きな大陸と海に挟まれていることに影響しています。島国であり四季がはっきりしていておよそ3ヶ月ごとに
変わり「春は桜」「夏は海「秋は紅葉」「冬は雪」とそれぞれ四季の特徴を楽しむという気質もあります。日本は四季に恵まれた素晴らしい国です。
    
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≪日本の郷土料理≫

 10ページ目「汁もの」郷土料理のレシピページです(沖縄県の汁もの)

郷土料理は、日本の四季の旬の素材でその土地から生まれた伝統的な料理方法で、調理されたその土地独自の味でもある。その料理は、故郷の母の手で作られた母の味でもあり、祖母から母へ、母から子へと伝承されてきた地方の人々の心のこもった味でもある。

⑩ページ目の「全国の汁もの」郷土料理~沖縄県

▼北海道・東北地方 
①ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・北海道(かぼちゃ汁)
・青森県(しじみ汁/長芋すいとん汁/じゃっパ汁)
・岩手県(いものこ汁)

②ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・宮城県(はっと汁)
・山形県(川ガニ汁)/孟宗汁/どんがら汁/納豆汁)

▼関東地方 
③ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・栃木県(法度汁)
・群馬県(味噌けんちん汁)
・茨城県(どぶ汁)・埼玉県(冷やし汁うどん)
・神奈川県(けんちん汁)

▼中部地方
④ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・新潟県(のっぺい汁/スケトの沖汁/くじら汁/いちょっぱ汁)

⑤ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・富山県(鱈汁/カブス汁/ゲンゲ汁/けんちん汁)

⑥ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・石川県(いとこ汁/めった汁)
・福井県(ぼっかけ汁)
・静岡県(とろろ汁)
・愛知県(ニシ汁)

▼近畿地方
⑦ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・大阪府(船場汁)
・三重県(おおさ汁)
・奈良県(飛鳥汁)
・滋賀県(打ち豆汁)

▼中国・四国地方
⑧ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・島根県(しじみ汁)
・鳥取県(カニ汁)
・徳島県(そば米汁)
・香川県(どじょう汁)
・愛媛県(さつま汁)

▼九州・沖縄地方
⑨ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・熊本県(つぼん汁)
・大分県(だんご汁)
・宮崎県(鯵の冷や汁)
・鹿児島県(さつま汁)

⑩ページ目の「汁もの」郷土料理へ
・沖縄県(中身汁/いかすみ汁/ソーキ汁)


”汁もの”のレシピ   
 中身汁
(中味汁)
(沖縄県)
  ♪材料
①豚の内臓(モツ)・・・800g 
②豚ロース(薄切り)・・・10枚
③干ししいたけ・・・10枚 
④こんにゃく・・・1袋(きんぴら用)
⑤鰹だし汁・・・3000cc 
⑥塩・・・2つまみ ⑦酒・・・お玉1杯
⑧しょうゆ・・・少々 
⑨しょうが・・・少々
⑩分量外で塩と酒を
たっぷり使用します
 豚の内臓(中味=いわゆるモツ)の千切りを臭みを抜いておつゆにしたもの  
♪下拵え
①豚の内臓は約3~5cmに切ったもの。
②豚ロースは細切りにします。
③干ししいたけは水で戻して細切りにします。
④こんにゃくは下茹でしておきます。
♪作り方
①水をたっぷり入れた大きめの鍋に豚の中身を入れて沸騰させ20分煮ます。
②茹で汁を捨て、水で洗い流します。
③水をきった豚の中身を鍋に戻し、たっぷりので押しながら揉みます。
④十分に揉んだら水で洗い流し、ざるに移します。
⑤綺麗に洗った鍋に、たっぷりの水と豚の中身を入れ再び沸騰させ20分煮ます。
これを3回繰り返します。
⑥豚の中身で固いものや分厚いものは捨てます。
(形や柔らかさを均一にすると、さらに美味しくなります)
⑦水を3000cc入れた鍋に豚の中身を入れ沸騰させ20分煮ます。(こまめにアクを取ります)
⑧刻んだ豚肉ロースを投入してさらに沸騰させ20分煮ます。(こまめにアクを取ります)
⑨椎茸→こんにゃくの順に入れていきます。
⑩鰹だし、醤油は色づく程度に入れ、塩、酒をいれしばらく沸騰させ20分煮ます。
⑪お召し上がり直前に、すりおろした生姜を入れて出来上がりです。

*ポイントは→中身(モツ)の臭みをどれだけ取れるかだと思います。
小麦粉で臭みを取る方が多いようですが、塩と酒を大量に使うのも良いです。。
このほかに、中身の分別(固いもの・分厚すぎるものを除く)をすることによって、実際に具を
食べたときに口に当たるものが少なく、より美味しく頂けると思います。
結構、根気のいる料理ですが、
本当に美味しいので、是非試してみて下さい。
意外にさっぱりとしていて、コラーゲンもたっぷりなので
女性の方にも喜ばれるそうです
 
 いかすみ汁
(沖縄県)
♪材料(4人分)
①あおりいか・・・500g 
②豚肉(赤身)・・・200g 
③フーチバー・・・50g
④昆布(乾)・・・40g 
⑤カツオだし・・・7カップ
⑥塩・・・小さじ2杯 
⑦イカ墨・・・2袋
イカスミはその医食同源の考えから、「クスイムン」として食べられてきた料理です。「クスイムン」とは、「薬になるもの」という意味です。頭痛やのぼせ、腎臓、肝臓病の手当てや産後の回復にもよいと言われています。  
 ♪下拵え
①イカは墨の袋をつぶさないように足とわたを取り出して洗います。
薄皮をはいで洗い、長さ5cmぐらいの短冊切りにします。
②豚肉は一口大の薄切りにします。
フーチバーは葉をつみ取ります。
④昆布は水で戻して結び昆布にします。
♪作り方
①鍋にいか、豚肉を重ね、だしを加えて火にかけます。
②煮立ったらあくをとります。弱火にして一時間ほど煮込みます。
③煮汁が半分ぐらいになったら、昆布を加えて少し煮込みます。
④イカ墨を入れて塩で味を調えます。
⑤器に盛りフ―チバ―を添えて出来上がりです。
 
     
  ソーキ汁
(沖縄県)
  ♪材料
①豚の骨付アバラ肉
(長さ5~7cm程度)・・700g~800g
②乾燥昆布・・・市販の袋入り 
③大根・・・600g
④鰹だし・・・2カップ
(市販の顆粒状のでもよい)
⑤塩・・・小さじ1.5
2~3回に分けて使います
⑥醤油・・・少々
⑦おろし生姜
 
ちょうど冬の寒い時期にぴったりの汁物です。また、おろし生姜を入れますので、風邪ひきさんにもぴったり、体が芯まで温まりますよ。ソーキというのは豚のアバラ骨の肉のことです。沖縄ではソーキ骨(ブニ)と言います。この骨付き肉を使ったお汁はとっても美味しいです。  
 ♪下拵え
ソーキ肉(豚アバラ骨付き肉)に熱湯をかけてから湯洗いしをします。
汚れを落します。

鍋に入れ、ひたひたになるぐらいのお水を入れて、
火にかけます。

軽く茹で上がったら、一度そのお湯をこぼします。
(ゆでこぼすことによって、脂やアクを取り去ります)

昆布は表面をさっと洗って、
水に戻し柔らかくなったら6~8cmぐらいの幅で長さ10cmぐらいに
切ります。縦に二つ折りにして、更に結び昆布にしておきます。

大根は4cm厚ぐらいに輪切りにして、4つに切り分けま
♪作り方
鍋に適量の水とソーキ肉を入れて強火にかけます。沸騰したら充分にアクを取ります。
弱火にして1時間~1時間半ほど煮込みます。
(肉を箸でつまんだとき肉が骨からポロッとはずれるくらいに煮こみます)
②昆布と予め用意しておいた鰹だし2カップを入れ
30-40分ほど煮こんでから、大根を加えて、塩と醤油で味付けします。
軽く塩味が効いているくらいにします。醤油は隠し味です。
醤油の味が表に出てこないぐらいがちょうど良いと思います。)

③更に時間をかけてじっくりと煮込みます。
こまめに浮いたアクを何度も手間暇かけてすくい取ります。
出来上がりです。
 

 
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